虫干し……というわけではないが、本棚で飾りになっている昔のマシンが、まだ動くうちにムービーに撮っておこうと考えた。1986年登場のシャープPC-1600K。知っている人は知っている、知らない人はまったく知らない８ビットのポケットコンピュータだ。CPUが３つ載っている超マニアックな機械。古いMacに愛着はないが、さすがにこのマシンには愛着があるので、本棚に飾りつつ動体保存してある。
EPSONのPC-98互換機などは、もうすっかり内蔵のSASIハードディスクがスピンアップしなくなって動かないが、ポケコンのしぶといことしぶといこと。
やはり、駆動部分がまったくないのが幸いしているのだろうか。
日本語変換しているところをムービーで撮影して、ためしにアップしてみた。
大学生の頃は、授業のノートをコレでとっていて、電車の中でレポートもコレで書いていたり……あとは、プログラミングも会誌や住所録の作成もぜんぶこのポケコン１台でやっていました。プログラムなんかは、なければ自分で作ってたし（今とたいして変わらないか）。
大学時代はこの小さいサイズのキーボードにしか慣れておらず、「社会に出る前に一般的なサイズのキーボードに慣れておかないとヤバい！」と気付いて、あわててワープロ打ちのバイトなどを行ってPC-98のキーボードにカラダを慣らしたのでありました。
今つかっているMacBook Pro Core 2 Duo 2.4GHzは64Bit CPUだから……もはや処理能力がどのぐらい違うのかすっかり分らないが。このマシンの標準搭載メモリは16Kバイト。MacBook Proは4Gバイト載っているから……えーっと（汗） 何倍アップしてるんだろうか。