iPadのどのモデルが狙い目か?

ほぼ95%予想どおりの仕様で登場(でも、予想を外した箇所も多かったので、「負け」た感が強い。あんなにまともにSOCを作ってくるとは……)。本体裏面にポインティングデバイスが付くんじゃないか、という点のみ外してしまったぐらいか。UIも、そんなにぶっ飛んだ宇宙人のテクノロジーで作られているものにはならなかった。 

Appleの長期的なGUI戦略として、デスクトップメタファーからの脱却ということはあるのだろうけれど、それは非常に穏やかなスピードで進むことを予感させる。 

……と、大きな林檎系お友達の間で話題のiPad。6機種も出るなんて聞いてないよ(ーー; 

数人と意見交換してみたが、これを電車の中で広げるような余裕は首都圏の通勤時の電車の中にはないだろう。iPhoneやiPodが限界だ。PSPですら邪魔に感じることがある。 

でもって、このマシンがどーゆー用途で生きるのかな? と、考えたときに……これ、持ち歩きするものじゃなさそうで…………気の利いたフォトフレームというべきか。なんというか、スケジュールが確認できて電子ブックが読めたりする据え置き型フォトフレームという印象だ。 

なので、3Gの通信機能は「不要」と判断。一番安い価格のWiFi仕様のマシンを据え置きで使うのがよいのだろう(価格次第で3Gモデルも検討対象になるだろうが、いまのところ日本国内でどこのキャリアがMicro SIMを扱うのか、料金体系がどうなるのか等まったく分からない。妹婿殿が勤めているのでDoCoMoに扱ってほしいという個人的な事情はある)。 

KeynoteやPagesが動くので、ウチの奥方様のMacBook Airの後継機種にどうかと思ったものだが……Windowsエミュレータが動かないし、USB端子がないので(職場の)Windowsマシンとデータ交換もできない(ーー;; 

Keynoteが動くのでプレゼン用マシンとして使うというのもいいかもしれないが、「Keynote専用機」みたいなものになりそうな…………。 

iPhoneについては、「こんな少ない機能しか使えないバカソフトの山なんて相手にしたくない」と思ったものだが、画面の狭さやCPUパワーを考えるとやむを得ないところなのだろう(逆に、そういう方向性を強く意識しているはずだ)。 

iPadでは、画面も広いしCPUパワーもあるので、もうちょっとまともなアプリケーションを動かせるようになるだろうし(Appleによる制限次第だが、、、)、もっと映画世界的な未来的インタフェースみたいなものを実装したら楽しそうだ。 

未来のコンピュータとかいうものの姿そのものっぽいiPad、センスの悪いプログラマが作ったへっぽこアプリケーションなんてものは、もう全世界的に石を投げられるに違いない。ますます、「未来的なインタフェースデザイン」をどう行うかが開発のミソになりそうだ。

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