同じような社名なので間違えてしまったが、電子ブックのリーダーを出している似たような名前の会社が2つあって(もっとあるかも、、、)
■イーブック・システムズ
http://
このFlipBook ViewerではいまどきMacのサポートが終了したとか(おいおい)。こちらの電子ブックはFlashベースで、あまり「本」という感じではない。WMVのビデオがリンクされていたりで、もともとMac OS X上では再生できるコンテンツが少なかった。ソフトウェアの出来もさっぱりだったので、コンテンツを買う気も起こらなかった。なんというか、コンセプトが古い。古すぎてダメ。音が鳴る電子ブックコンテンツって何? 読書じゃなくて、ホームページの閲覧だろ、それは……。
■イーブック・イニシャチブ・ジャパン
http://
イーブック・イニシャチブ・ジャパンが配布しているのがebiBookReader。Windows、Mac、iPhoneに対応している。会社概要を見ると、監査役にバンク時代の先輩が入っていたりしてひどくなつかしい。世間はものすごく狭いのだった。
これらのほかに、老舗であるVOYAGERのT-Timeなどもあり、当初こちらが伸びるのではないかと思っていたのだが……
Macをサポートしないイーブック・システムズは論外として、どこで電子ブックを買ったらよいのだろうか、という話はついてまわる。ほかにも、海外ではAmazonのKindleなどもあり、最近ではKindle用コンテンツがPC、Macで読めるようになってきたりと、業界自体が動いていることを感じる。
ebiBookReaderのインタフェースが割とよかった(頻繁にクラッシュするのは勘弁)のと、携帯電話向けマンガのような「変なことをしない」(アニメーションとか、原作を冒涜するような色づけとか)点が気に入った(VOYAGERの電子ブックはまだ未検証)。
自分のメインマシンはMacBook Pro 17インチであり、このマシン上で購入した電子ブックは問題なく読める。ただし、この先マシンを買い替えたりすることもあるだろうし、手持ちの別のマシンで読みたいということもあるだろう。
明日から旅行に行ってくるが、その際のお供にはワンサイズ小さいMacBook Pro 15インチを持って行く予定だ。15インチ機で読めるようにならないのだろうか?
コンテンツをすべてLAN経由で15インチに機に持って行ったら、プロテクトがかかって読めなかった。まあ、そういうものかもしれない。多分そうなるだろうとは思っていたが、念のために確かめてみたのだ。
何かマシン間のコンテンツ移動の手段がないものかと思って探してみたら……サーバー上の「トランク」という仕組みを用いて一時的に電子ブックを預け、別のマシンに持って行ったりすることができるらしい。この「トランク」には無料で50冊ほど預けておくことができ、さらに大量の本を預けておくのであれば、有料で利用できるのだとか。
一度「課長 島耕作」を17巻すべて「トランク」に預けてみた。
すると、ローカルのライブラリ内にあった「課長 島耕作」がすべて消えた。「トランク」内のコンテンツを表示させると……たしかに、そちらに17巻すべて入っている。再度、「トランク」内の本をダブルクリックすると…………1冊あたり30Mバイト(本によって異なるが)のデータをトロトロとダウンロードする。
えーー、ファイルを一度ダウンロードした環境なら、管理情報だけやりとりすればいいんじゃないの???? ものすごいツッコミどころだ。
なんにしても、このebiBookReaderは、ダウンロード開始時にクラッシュすることが異様に多い。何度もダウンロードさせられるのはあまり気がすすまない。
……旅行に17インチMBPを持っていこうか検討中(ーー;;;;; ラジカセ並みにでかい音が鳴るので、別途スピーカーを持って行くぐらいなら17インチのほうがいいかもしれない、、、、
それにしても、レディースコミックとかボーイズラブ(ホモっていえ!)の本が多いなぁ(ーー;; たしかに、愛好家にとっては……世間の目を気にしながらレジに持っていかなくて済むわけで、願ったりかなったりなんだろうけれど…………