私は、毎日17インチMacBook Proを持ち歩いている。仕事なら100%、実家に帰る場合でも99%は持ち歩いている。1回ぐらいは持って行かなかったかもしれないが、たいへんに不思議がられた。そういう装着率である。
この17インチMacBook Proというマシンは、歴代の持ち歩きマシンの中でも最も重いマシンというわけではない。
PowerBook Duo 230(1.9Kg)
PowerBook 2400c/180(1.99Kg)
PowerBook G3/400(2.6Kg)
iBook タンジェリン(3.0Kg)
iBook G3/500(2.2Kg)
PowerBook G4 Ti 667(2.4Kg)
PowerBook G4 12 inch 867(2.0Kg)
MacBook CoreDuo 1.8GHz(2.3Kg)
MacBook Pro 15 CoreDuo 2.0GHz(2.5Kg)
MacBook Pro 17 Core 2 Duo 2.4GHz(2.99Kg)
MacBook Pro 17 Core i7 2.66GHz(2.99Kg)
僅差でiBookタンジェリンが最重量級マシンだ。また、PowerBook G3/400はDVDドライブスロットにバッテリーを入れられたので、たぶん3Kg超ぐらいのコンフィグレーションで持ち歩いていたことが多いだろう。
どちらかといえば、「重いマシン」よりも「遅いマシン」のほうがストレスになる。iBook G3/500は明らかにそういうマシンだった。
で、2.99KgのMacBook Proなど持ち歩きに困らないのだが、地球上の人類がおしなべて同じ感想を抱くわけではないということを、本日学習することになった。
以下、MacBook Pro 17インチを買い取った友人の弁である。
・よくあれを毎日持ち歩けるな。感心する。持って帰ったら腕とか足が痛くなったぞ(^ー^;
・っていうか、持ち歩くの無理だから。絶対
・おまえ、どんだけ体力あるんだ?!
……これまで、「まあ、ひよこさんってパワフルなのね(はぁと)」とか「そんなに体力があると思わなかったわ(はぁと)」などと褒められた記憶はない。
見た目よりしぶといとか、そういう種類のことを言われたことはないではないが…………そんなに、「重いものを運ぶ能力」に長けているとも思えない…………
ひとつ、思い当たることがある。それは、私が「主夫」だということだ。
ひんぱんに、スーパーに買い物に行く機会があり、5Kgの米とか2リットルのペットボトルを数本とか、そういう無茶な買い物をして手で持って帰ってきたりするので……きっと、地道にそれがトレーニングになっているのだろう。
そりゃー、5Kgの米に比べれば、2.99KgのMacBook Proなど軽い。
ただ、2台になってしまうと……5Kgのお米の重さを超えてしまうので、ちょっとめげてしまう、ということなのだろー。