例によってクロックがそんなに高くなくて重いQuad Coreノートが

かなり前(4年ぐらい前?)から、AppleがノートにQuad CoreのCPUを載せてくるのではないかと考えていた。PPC→Intelへの移行で、その可能性は極めて高くなった……のではないかと考えていた。 

しかし、満を持して登場してきたQuad Coreのノート用CPUは、実際の採用例もほとんど見られないままに、すぐに市場から消えて行った。 

■ツートップ、Core 2 Quad搭載のWUXGAハイエンドノート(2007/10/12) 
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1012/twotop1.htm 

■マウス、Intelの最新Core 2 Duo/Quad搭載ノート(2009/1/5) 
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2009/0105/mouse.htm 


消費電力がでかくて、動作クロックが上げられないせいで……フツーにメールを読むぐらいではパフォーマンス向上を体感出来ないのではなかろうか? といった風体であった。軒並み、4キロとか5キロといった「それってお米?」というノートらしからぬ重量級のマシンになってしまっていた。 

レノボのThinkPad(やたらでかくてサブディスプレイもついているやつ)もQuadCore CPU(2.53GHz)搭載で、重量5Kg。お値段76万円などという超重量級仕様だ。(比較的)薄型で持ち歩けるMacBook Proとは相容れない構成だ。 

http://shopap.lenovo.com/SEUILibrary/controller/e/jpweb/LenovoPortal/ja_JP/catalog.workflow:category.details?current-catalog-id=3634951826AE4D3881BFFF1AC5FCD957&current-category-id=6B705CA322AC4DC9BA438330B16F57E7 

……で、今日もAcerからQuad Coreの重量級ノートが(^ー^;; 

http://www.acer.co.jp/acer/product.do;jsessionid=E8770908DFD824CF68DAC38901DDF092.public_a_14c?link=oln93e.redirect&changedAlts=&kcond48e.c2att101=61011&CRC=801768675 

動作クロック2.0GHz。重量4.6Kg。 

……やはり、バッテリーが大型になるので、必然的に筐体も大きくなるのだろー。 

これが、MacBook Proに搭載されるようになる姿はちょっと想像しづらい。 

マーケティング的に、下位機種よりもクロックの低い(Core 2 Duoなら目下最高2.93GHz)機械を高い値段で売れるかどうかは……ひたすら微妙だ。 

やはりMacBook Proは……バッテリーのことを考えて、Dual CoreのCPUとGPUとの間で協調処理分散を行うという方向性に走っていくのだろー。Open CLの提唱および自社OSへの採用とかいうのは、もう必然としかいいようがない。

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