ものすごく小さい新型iPod shuffle。ここ数年、Appleの新製品で驚いたり度肝を抜かれたことはまったくなかったのだが、このiPod shuffleにはやられてしまった。素直に驚いた。
そして、この新型iPod shuffleに搭載の曲名/アルバム名/プレイリスト名の読み上げ機能「Voice Over」について……何のエンジンを採用したのかといった情報を調べているところだ。
SpeechDev MLでは、「これで同様の機能がMac OS Xに搭載されることが期待される」といった話は出ているが、あまり踏み込んだ話は出てきていない。
以前に調べて見つけた「Festival」というオープンソースの音声合成エンジンを使っているのではないかと思っているのだが、とくに確証も根拠もない。
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また、iPod shuffle本体で音声合成を行っているのか、母艦であるMac/PC上で音声データを合成して、音声ファイルとしてiPodに転送しているのか………なんとなく、iPod shuffleに使用しているプロセッサの処理能力と、4Gバイトという大きな容量を考えると母艦で合成して音声データを転送しているような気もするのだが、こちらも同様に確証はない。
MacとWindowsで音声が異なるということから、母艦側で音声ファイルを作成してから転送しているのだろう。
Mac OS X標準搭載のText To Speechエンジン用に他のSpeechエンジン用の発声データを移植したとか、よそのエンジンそのものを持って来たとか、いろいろ見方はある。
AT&TのNatural Speechは昔からMac非対応だったが、たとえばそういうソフトが（この機会にMac OS Xに）対応したとかいう話もアリ。
AMI（Advanced Media Inc.）も怪しい。AMIは音声認識では有名であるものの、当然音声合成にも手をつけているわけで……
ViaVoiceも割とサポートしている言語は多かったはずだが、最近ウォッチしていないのでさっぱり（汗）
まだまだ探せばありそうだ。そのうち、どこかのMLでポロポロと情報が出てくることだろう。