Sutohさんのマシン(PowerBook G4)を見せていただいた。どこぞのWebの「デスクトップ拝見します」とかいったバカ記事とは比べものにならないほど、実際のMacの達人級のユーザーの環境は見ていて面白い。
とくに屈強のレコーディングエンジニアであるSutohさんの環境は……見た事も聞いたこともないアプリケーションのオンパレードであり、メニューバーが珍妙なアイコンで埋め尽くされている(画面の半分を超えるほど並んでいるのはやりすぎだ〜)。同様に、Hossyさんの環境もめちゃくちゃ珍妙であり、同じMacと思えないほどである(操作しているのを見ると「これって格闘技?」と言ってしまいたくなるほど高速にショートカットを叩き込む)。
自分の環境はAppleScriptでいろいろと機能を付け足してあり、矢継ぎ早にショートカットを叩き込むというよりは、逐一Growlで報告されるScriptの実行結果を眺めていることが多い。
話をSutohさんのマシンに戻そう。
その、SutohさんのマシンのDockが……これまた、豆粒よりも米粒よりも小さなサイズのアイコンで埋め尽くされており(汗) その中に、きわめて異形のアイコンが……
「ま、マグロ?」
Tuna Pitchというアプリケーションなのだという。まぐろ(ツナ)が音叉をくわえているアイコンがきわめてユニークだ。Act2が販売している波形編集ソフト「サウンドスタジオ3」に添付されているフリーソフトウェアなのだという。
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サウンドスタジオの体験版をインストールすると、一緒にこのTuna Pitchも入ってくる。サウンドスタジオ本体には試用期限があるが、このTuna Pitchはそのかぎりではない。
さらに、このTuna Pitchの機能がふるっている。入力された音声が、どの音階にあたるかをリアルタイムで表示してくれるというものだ。学生時代に楽器を(ちょっとだけ)やっていたので、音合わせ用のチューナーのAの音(周波数は忘れた)については鼻歌で出せる自信があったのだが……ズレる(汗)
思わず、自宅に帰ってインストールして、思い通りの音階をヒットさせるべく、マシンに向かって鼻歌を歌いまくっていた次第。
その後、サウンドスタジオがAppleScriptからコントロールできる「Scriptableなアプリケーション」であることを発見し(インストールしたソフトはすべてチェックしている)、いろいろとサンプルを書いてしまった次第。すっかり、Tuna Pitchで休みが終わってしまった。