電子ブックのマンガばかり買う日々

週末ごとにebook japanで電子ブックのマンガを買って読んでいる今日このごろ。平日は、電車の中で紙の本を読んでいるのでずっと読書の虫である。 

最近読んだ電子ブックのマンガを紹介しておこう。 


■オフィス北極星 真刈信二 
http://www.ebookjapan.jp/ebj/title.asp?titleid=9411 
週刊モーニングで連載中には、ものすごく好きだったマンガで……書店であまりみかけなかったりで買っていなかった。もちろん、全巻お買い上げ。ただ、バブルの崩壊とかそういう時期に重なったみたいで、後半は作品全体のテンションが落ちてしまっていたことも事実。5・6巻あたりまでは楽しめるのではなかろーか。 

■加治隆介の議 弘兼憲史 
http://www.ebookjapan.jp/ebj/title.asp?titleid=2929 
弘兼憲史氏のマンガの魅力がどこにあるのか、課長 島耕作の時には分らなかったのだが、この作品を読んでなんとなく分った。主人公がものすごく青臭い正論を口に出して、それを回りの人たちが支えていくドラマが多い。「そんなこと、あるわけねーじゃん!」と、思わずツッコミを入れてしまうのだが、ギリギリ、ファンタジー風味のドラマというぐらいで許せる感じだろうか。ただ、本作はまだ購入していない。 

■ 機動警察パトレイバー ゆうきまさみ 
http://www.ebookjapan.jp/ebj/title.asp?titleid=10011 
ずっとアニメのDVDを借りて見ていたので、マンガの方は読んだことがなかった。きっと面白いに違いないと思って購入。満足の逸品。 

■機動戦士ガンダムC.D.A. 北爪宏幸 
http://www.ebookjapan.jp/ebj/title.asp?titleid=4794 
この手のマンガは良く読むものの、あまり2度読み返したりはしないし、この作品についても「絵柄がいかがわしい(汗)」「書店で手にとるのはちょっと(汗)」といった印象があった。立ち読み版をダウンロードしてみて面白かったのでお買い上げ。 

■サバイバル さいとう・たかを 
http://www.ebookjapan.jp/ebj/title.asp?titleid=1923 
中学生のときに同級生に勧められていた本で、大人になってから買って読んだ。以前に、何回か買ったことがあったのだが、場所を取って邪魔なので古本屋に売ったりしていた。「読み出したら止まらない」系のマンガの王道でありましょうか。ほんとに、止まりません。 

■信長 池上遼一 
http://www.ebookjapan.jp/ebj/title.asp?titleid=10233 
池上遼一の織田信長。歴史ものは好きだが、味付けが池上遼一。独自の擬音と、独特の構図。なんでそこまでサービスするかなというお色気シーンがご愛嬌。まだ買っていないが、陥落は時間の問題か? 

課長 島耕作はコンプリート。ゴルゴ13は、ものすごく我慢しながら1冊だけ買った(瞬間的に読み終わってしまうので、コストパフォーマンスがよくない)。 

……立ち読み版で読んでみて、興味を惹かれるんだけれどあまりに珍妙なストーリーに「?」となってしまう作品もある。 

■ジパング少年 いわしげ孝 
http://www.ebookjapan.jp/ebj/title.asp?titleid=9770 
やたらと校則が厳しい学校に反攻してドロップアウトする少年たちが主人公。で、なんか退学した学校と戦っているかと思えば、次の巻では金を掘りに南アメリカに飛んでいたり、ゲリラにつかまっていたり、呪いをかけられていたり……で、結局何をしたいんだかよく分らない(ーー;  

■内閣総理大臣織田信長 志野靖史 
http://www.ebookjapan.jp/ebj/title.asp?titleid=3134 
織田信長が現代で政権をとって、400年ぶりの戦国大名による政権獲得……といったギャグ漫画。ちょうど、細川政権の頃に書かれた作品にちがいない。でも、それ以上でもそれ以下でもなさそう(ーー;; ものすごく微妙です。 

ギャグ漫画で笑うとかいうのは辛そうで、大作のストーリーマンガを読むのがよいだろーーか。 

■Forget-me-not 鶴田謙二 
http://www.ebookjapan.jp/ebj/title.asp?titleid=9413 
イラストレーター鶴田謙二の(数少ない)マンガ作品。この人、絵がうまいな~と思ってチェックしていたのだが、例によって書店に置いていなかったりする。ただ、ストーリー的にはどーーなんだかなーーーーーという感じもある。でも、絵がものすごくうまいというか「魔力」があるというか、量産不可能だろうなーーーーという感じの絵。絵本がマンガになった感じというのだろうか。絵に力がありすぎて、読んでいるのではなくて「眺める」感じ。これ、なんだかんだ言いつつ買うんだろーなー(ーー;;;; 

ギャグ漫画で笑えたものが1つ。 

■よいこ 石川優吾 
http://www.ebookjapan.jp/ebj/title.asp?titleid=9894 
カラダだけ大人な小学5年生の女の子のドタバタギャグストーリー。セクシー系風味なんだけど、ものすごくキレイに「お笑い」に落としているところが秀逸。 

ほかにもあるかもしれないが、全然追い切れていない。 

おJobs様は「電子出版は市場が小さくて云々」といっているが、マンガの電子ブックは「止まらないやめられない」ものにちがいない。少なくとも、自分で身を挺して実験してみたところそんな感じだ。 

へんに100巻以上あってストーリーが面白そうなマンガにハマらないように気をつけつつ、自制するのがものすごく大変である。

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