こちらのページで配布してみた。機能はおそろしくシンプルで、スクリプトメニューに入れて呼び出すだけで、通常のエリア選択の画面キャプチャを呼び出し、スペースキーを押せばウィンドウ選択モードになる。ウィンドウを選択してクリックすればデスクトップ上にキャプチャ結果を書き出す。
Leopardになって、ウィンドウの画面キャプチャ形式が変更になり、ウィンドウ+影の部分(従来OSよりもずいぶん大きい)をまとめてキャプチャするようになった。だが、この影の部分が邪魔だという意見があったのでAppleScriptで実装してみた次第。
機能は少ないが、内部には割とちゃんとしたソートルーチンやら暗号化/復号化ルーチンなどが詰まっており、3行とかそういうレベルのものではない。数百行ぐらいはある、Leopardの新機能を積極的に使った実験的なスクリプトになっている。バンドル内部のライブラリを呼び出してくるぐらいは別になんともないが、実行形式によって「自分のパス」の返り値が変わることがなくなったので、それを活用している。
このため、Scriptのコメント欄(Finderで「情報を見る」を実行するとあらわれるコメント欄)にキャプチャ形式を書いておけば、それをひろってきてScriptがキャプチャ形式を変更するといった芸当をこなしている。本当は、ファイル名を変更するとそれを認識してそのとおりの動作を行うようにしてもよかったのだが、まあ、いきなりそこまでやることもないだろう。
あくまで実験や広域動作確認のために作ったものなので、まあこんなものだろう。