発売前予想の答え合わせ。HDD搭載の王道iPodはラインナップの中に必ず入っている必要があるので、Shuffle、nano、ときたら全面スクリーンのiPodにHDD搭載になってしまう……と思っていた。
が、さにあらず。王道iPodをiPod classicとして発売するとは。ラインナップの増加、というのはさすがに読めなかった(ーー;
iPod shuffle、nanoはだいたい予想どおり。nanoへのCover flow搭載は、予測してはいなかったがまあだいたいそんなもんでしょー。一部で、MacBook Proの12インチ登場との噂もあったが、このタイミングで出すわけがない。
iPod classicはさておき、問題のiPod touch。
Bluetoothを搭載してこないのは当たった。カメラ非搭載も当たった。でも、wifiを積んできたのは外した。wifiがらみでSafariとかYoutubeブラウザを載せてきたのも外した。
外している点はけっこうあるが、Jobsの考え方はシミュレートできている感じはするっぽい(苦しい)。だいたい、Hossyさんの予想と私の予想の中間ぐらいに真実があった、ということになるだろうか。
売れ筋は、iPod touchとnanoということになるだろうか。classicの容量でtouchのインタフェース……というのが一番良いのだが、それはない。ただ、touchはiPhoneがUS以外の地域で出てくるまでの「つなぎ」のような気もしないでもない。ラインナップ全体に漂う、この「過渡期」感はなんなんだろう(ーー;;
ユーザーが勝手に作った「勝手アプリ」で盛り上がるのはtouch。音楽ライブラリを持ち歩くならclassic。全体的な使い勝手とコストパフォーマンスではnano。使っていて面白そうなのはtouch。
せめて、touchがPDFとかテキストリーダーとしての有用性および実用性が高い、とかいう話なら飛びつくのだが……つくづく、従来のiPodとは別の製品なんだなーと感じる。iPhoneと比べても、メールのやりとりができないし…………実物が出てくると、ものすごい微妙な製品のように見える。
iPod touchとペアで使う、wifiのポータブル基地局なんてものがイーモバイルから出てきたら、馬鹿売れするかもしれない。
■めざましテレビに登場したiPod touch