池袋のLabiヤマダデンキへ。売り場で聞いたらiLife 09のファミリーパックは「取り寄せ」なのだとか。そこで、向かいにあるビックカメラで購入。iLife 09とiWork 09のファミリーパックである。
そのまま椿屋珈琲店 池袋茶寮へ。以前ここは談話室「滝沢」だったところだ。
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おもむろに17インチMacBook Proを広げてインストール。
いや、いきなりインストーラーを起動してはいけない。ここは、インスーラーパッケージをこじ開けて(Finder上で誰でもできる簡単な作業)、各インストーラーパッケージが前処理や後処理で実行しているスクリプト(shell script)を取り出し、どんな処理をしているのか楽しませていただくことにした。いつも手作業でコレを行っているので、いいかげんAppleScriptで自動化してもよさそうなものだが(そういえば、以前に組んだ記憶がある)。
何階層かのメタパッケージになっているのはいつもどおりで、Mac OS X 10.5から採用になったフラットなパッケージになっていることを予想していたのだが、従来どおりの(Finder上でパッケージをこじ開けられる)パッケージ構造になっていて驚いた。これは、LAN上で一括インストールする場合に、その構成をいじくったり、いろいろネットワーク管理者からの要望があってのことではないかと思ってみたりする。
インストーラー用の各種Scriptは、幾分すっきりした印象だ。plist書き換え用の補助アプリケーション「PlistBuddy」の存在は相変わらずだが、今回のiLife 09パッケージには「deleteomatic」なるツールがお目見えしている。名前から察するに、何らかのファイルの削除を行うものらしい。
ただし、今回のiLife 09インストーラーで大きく変わったのは、その処理内容である。これまで、インストールすると有無を言わさずDockにiLifeアプリケーションを強制登録してきたのだが、今回それは行われなかった。登録されたアイコンを毎回削除していた(DragThingに登録しているので、Dockに登録されると邪魔)のだが、拍子抜けした。ちなみに、iWorkのインストーラーはDockに登録するようになっていた。これは、なんなんだろう。
次に行うのは、AppleScript用語辞書をHTMLに書き出して、以前のバージョンの辞書とdiffをとってみる作業だ。iWebで大幅な変更があった。機能追加ではなく、機能削除だ。ただ、iWeb自体が十分に機能していたとは言いがたいので、用語が増えようが減ろうがあんまり関係はない。だいたい、最近は起動すらしていない。iPhotoでは用語辞書に変更なし。iDVDはずいぶんと用語辞書が登録されているが、そんなもん自動処理させるもんだろうか?
インストール後、帰宅してiPhotoでライブラリの移行、および顔認識をおこなってみたが……なかなか楽しくて、夕食を作るのを忘れてしまった。
奥方様:これから帰るよ〜
自分:非常に言いにくいことなのだが、残念なお知らせがある。夕食のカレーを、まだ作っていないのだ。
奥方様:えーーーー、カレー楽しみにしてたんだよ〜。カレ〜〜
なんとか、慌てて買い物に行ってカレーを制作し、事無きを得たが……夕食をかっとばしてしまいそうになるほど今回のiPhotoは面白い………。