US Appleのサポートエンジニアのバカさ加減に呆れた話

Appleのサポートエンジニアのバカさ加減は今に始まった話ではないが、久しぶりに呆れ果てた。

AppleScript Studioのプロジェクトで、プロジェクトのパスの1つ上の階層のフォルダに全角のスペースが入っているとビルドが通らなくなる、という現象をレポートしたのだが……結局、

  「ウチでは再現しなかったからこの件はクローズする」

と、一方的に通告してきた。なんじゃそら?

いくつか環境を作って見事に再現しているのだが、Apple側では再現しなかったのだという。

だいたいこの手の話で想定されるのは、「Apple側がまともな日本語環境を用意してテストをしなかった」というケースだ。海外のデベロッパーの多くは英語環境のまま(メニューなどが英語のまま)、システム環境設定の「言語環境」で「並べ替えリストに使う順序」やら「単語区切り」や「書式」などを「日本語」に設定するだけで「日本語環境でテストした」と主張する。

ところが、それでは完全な(日本人が使う)日本語環境にはならない。結果として、日本語環境で発生するバグが「再現しなかった」ということになりかねない。

サポートエンジニアがバカなら、問題は再現しないわバグを見つけられないわで誠に結構な話である。それだけ、Apple全体として行うべき仕事の量を減らすことができるからだ。

結局、この件について抗議したのだが「ご意見感謝する」といった程度の自動返信で話が終わってしまい、呆れるやら脱力するやらで、ひじょーーにバカバカしさを感じた次第。

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