MacZoo 08に行って収穫らしい収穫はほとんどなかったのだが、その中でも目新しい製品が1つ。以前から知りたいと思っていた製品がもう1つ。
■EPSON オフィリオプロジェクターEB-1735W
ビジネス用の40万円半ばほどもするプロジェクタだが、新機軸満載である。1280×800ドットの表示ができるほか、(1)無線LAN経由での表示、(2)USB経由での表示 といったものが行える。USB経由で接続するとソフトウェアが自動的にインストールされるのだという(Mac対応)。へーーー。
http://www.epson.jp/products/offirio/emp/eb1735w/
ただ、当然のことながら無線LAN経由でつなげば表示はカクカク(マウスカーソルの軌跡がカクカクするレベル)なので、Keynoteによる激しい動きを伴ったプレゼンを表示すると破綻する。このへん、用途が激しく限定されそうであるが……EPSONではそんなことは知ったこたーないといった風だ。この機能を何に使ってほしいのか、ものすごく謎である。案外、iPhoneやiPod touchでプレゼンできる、とかいった落としどころを考えて……いるとかいったら深読みのしすぎだろう、きっと。
■SportsCode
スポーツの戦略分析を行うソフトウェア。ビデオを(手動で)分析するというもの。名前や存在、フルセットで300万円ほどするお値段などは知っていたのだが、実物が動いているところを見たことはなかった。
http://www.apollo-adss.jp/
ひととおり説明を聞いて理解。ふーーん、なるほど…………これって、AppleScriptでも作れそうな気がしてきた(悪)
原理自体はものすごく簡単なので、さまざまな応用ができることだろー。さまざまなノウハウをその場で分析・吸収することができた。
このソフトウェアの肝の部分はほんのわずかのものであって、300万円などという値段はトンでもない。ただ、コンピュータのことをよく知らない層に向けて商売をしているのでこの値段を設定できるのだろう(もちろん、日本の販社が米国本社にライセンス料を支払う必要があるとかいう理由でもともとの価格に上乗せされていたりするかもしれない)。
■Microsoftの名刺入れ
Office 2008のセミナーを受講したら、Microsoftロゴ入り名刺入れをいただいた。これは、かなりかっこいい。以来、愛用している。