FTP Droplet Toasterに付けると面白いのではないかと思っているのが、「リモート自爆スイッチ」だ。なんということはない、広域にFTPドロップレットをバラ撒いたような場合に、メンテナンス中であるとかサーバーがダウンしたとか、気が変わって突然使えないようにしたいとかいう場合に、それを即時に全ドロップレットに対して指令する仕組みを入れてみようと思ったのだ。
たとえば、外部の制作スタッフにファイルで納品を依頼しており、そのためのFTPドロップレットを配布してあった。ところが、サーバー側でトラブルが起こってしまい、ドロップレットの使用を即座に中止しなければならない事態に陥った。ここで、即時一括停止のための機能がないと、スタッフ側がガンガンアップロードを行ってしまい、解決しかけたトラブルが再発するとかいった「不幸な事態」が生じるかもしれない。
あるいは、FTP Droplet Toasterが社内の新入社員に勝手に使われてしまい、不正なファイルのやりとりに会社のサーバーが使われた……という事態が発覚、すぐさま利用停止を申し渡さなければならないのだが、あいにく休日で対処のしようがない。……とかいった場合にも、リモート自爆スイッチをしかければ、生成した全ドロップレットの動作を即座に停止できる。
広域に配布される可能性があるブツには、一括で使用を停止できる仕組みが必要だと(ワタクシは)考えている。
そこで、各FTPドロップレットにリモート自爆スイッチの機能を付加し、もしもの時には管理者がドロップレットの動作を停止させることができたら便利だべなー、と思った次第。
これを「量産型リモート自爆スイッチ」と名付けた。うん、けっこーいい。