Universal Binaryアプリの比率を求めるアプリケーション「うにばーさる」。
こいつは、各アプリケーションの対応CPUアーキテクチャを私宛に送る機能があって、さらにユーザー環境調査も同時に行っている。収集している環境情報は、言語環境、モデル名、搭載メモリ、動作クロック、CPUコア数だ。
一度集計して掲載したことがあったのだが、その後もずんずんたまって300件近くまで集まってしまった。これはもう一度集計しておかないとまずいだろう、ということで集計してみた。もちろん、AppleScriptのプログラムを組んで自動処理した。これを手で行ったら単なるおバカさんである。
■CPUクロック
2GHzのマシンが圧倒的に多い。出たてに買ったユーザーが多い(たぶん、MacBook)のと、その後もリーズナブルなマシンがこのクラスのクロックだったりしたからか。
2660 3
2500 3
2400 2
2330 3
2300 1
2200 1
2160 18
2000 93
1990 9
1899 1
1830 52
1800 7
1670 25
1666 3
1500 4
(もっと遅いのは省略)
■メモリ(MB)
2Gと1Gのところに山がある。2G積むのが当然だと思っていたのだが、1Gの人も多い。
6144 1
4608 2
4096 3
3072 2
2560 2
2048 96
1536 20
1280 10
1152 2
1024 88
■機種
Intel Macの出たてのマシンを購入したユーザーが多いようだ。出たての頃にこのソフトをリリースしたので、そのへんも作用しているということなのだろう。
MacBook1,1 67
MacBookPro1,1 42
Macmini1,1 35
iMac4,1 29
MacBook2,1 14
(これより少ないのは省略)
■CPUコア数
もう、MacではDual Coreが常識と考えていいらしい。
2 204
1 42
4 6
■言語設定
意外と、表示を英語にしているユーザーが多くて驚かされる。
ja_JP 234
en_US@currency=JPY 6
en_US_POSIX@currency=JPY 3
ja_JP@calendar=japanese 3
en_JP 2
en_US 2
en_GB 1
en_GB@currency=JPY 1
アプリケーションの一覧も自動更新するようにプログラムを用意していたものの……そのまま掲載するとまずそうなものまで集まってきたため(名前に[k]とかついているヤツ)人間が一度フィルタリングしないとまずそうだ、という感じで……自動更新していない(^ー^;;;;
1024MBのユーザーの分布を調べるために、再度、データ受信日を考慮して分析してみた。時系列的にけっこうまんべんなく存在しているのと、どの機種にもまんべんなく1024MBのマシンがいる。
どうやら、初期においては安く2枚同一容量のメモリを搭載する数字として1024MBという目安があったのと、最近では標準搭載がこのぐらいの容量になっているので、つるしで買ってくると1024MBという状態が多いという状況に見える。
なんにしても、過去のPPCのバイナリの資産がなくて、ParallelsなどのWindowsエミュレータを動かす必要がないライトユーザー層なのではないか、と推測。ちょっと知識があれば……昨今のメモリの安さとか、メモリをいっぱい積んでおいたほうが有利とか、そういう話にはなるだろう。