Leopard上で影なしキャプチャを行うAppleScriptを配布したのはよかったのだが、一般ユーザーではScript Menuの使い方が分からないらしい。驚天動地の話である。Script MenuがイネーブルになっていないMacなど身の回りには存在しないし、奥方様のMacも買ったその日にScript Menuをイネーブルにした。
とはいえ、Script Menuの使い方を延々説明するというのも、それはそれでおかしな話なので、影なしキャプチャを行うAppleScriptは、GUIをつけてアプリケーションにしてみることにした。起動するとすぐにバックグラウンドに移行し、Dock上でそのアイコンをクリックするとウィンドウのキャプチャを行うという操作手順にする。
……で、そのアイコンにふさわしいイメージはないだろうかと考えていると、病院の手術室にある「無影灯」がぴったりだと気付いた。自分は幸いなことにたいした病気もせずに暮らしているため、手術用の無影灯の本物を拝んだことはない。「白い巨塔」とか「医龍」などのテレビドラマで見たぐらいのものだ。
かくして、参考にするために「無影灯」についてGoogleで検索しまくった。無影灯のメーカーのホームページやら、中古医療機器販売のホームページなどがヒット。英語でSurgical LightとかShadowless Lightと呼ぶことも分かった。
なんと、LEDの無影灯なんてものがあるのか! な、なんてサイバーな(汗) こういうアプリケーションのアイコンは、すぐに見て分かるものがよいので……言われないと分からないサイバーなLED無影灯はその候補からは外れた。
結局、オーソドックスな無影灯のイメージがよいだろうと判断したものの、なかなか難しい。ありものを加工して切り抜いて「それっぽく」してみても、今度はそれがなんだかよく分からない。
もうちょっと試行錯誤してみるほかない。なんか、いいアイデアがあるはずなのだが…………。