続・MacユーザーのICレコーダー選び

私の話ではなく、父上の話で……なんでも、ICレコーダーで録音したものをCD-Rに焼いて、海外の知り合いに送りたいのだという。でもって、それをお安く行いたいのだそうな。

それを1台でできるような機械はないので、MacにICレコーダーをつなぐという話になる(実家にも5台ぐらいMacがある)。音声ファイルを読み込んで、iTunesに登録して、それをCD-RにオーディオCD形式で焼き込む……というぐらいなら、AppleScriptでできそうだ。

ただ、用途を聞いてよくよく考えてみると……オーディオCDにするというのは、とくに必要はなさそうだ。

「そんなの、CODEC(音声/映像用の圧縮/展開プログラム)で圧縮して、どこかのインターネット上のサーバーにアップすればいいじゃん」

という話になった(した)。


もともとのレコーダーの音質もそうだが、CODECでどの程度圧縮するか、どーゆーCODECを選ぶかでフィニッシュの音質はずいぶん変わってくる。そこんとこ、実際に聞いて判断してもらわなくてはならないのだが……そんなわけで、ICレコーダーについてはいろいろ(断片的な)アドバイスを行った。

この間、自分もSANYOの製品を購入した……という話はしたが、モデル名はとくに言っていなかった。

……数日後、父親が選んできたのは自分のとまったく同じモデルであった。比較用に何か競合製品をリストアップしてくれと言われたので、同じくSANYOのもうちょっとお安い製品を2つほど上げた。


父親に言われて気がついたのだが……目下、AmazonでSANYOのICレコーダーが安く売られているらしい。SANYOの製品在庫を(Panasonicの買収話が何らかの決着を見る前に)なくしておきたいという何者かの行動によるものなのか、詳細については知らないが(後日談:新機種発表のために在庫を処分しておきたかったようだ)……とにかく、ふつーにAmazonで買うとお安いという状況(特殊なルートから特殊な買い方をしなくてもよい、ということ)なので、結局父親は自分のと同じICR-PS285RMを選んだ。

ふーーむ。ICレコーダーをUSB端子に突っ込むと勝手にデータを吸い上げて、QuickTime Playerで適宜圧縮したのちにFTPサーバーにアップロードして、メールでURLを送るプログラムをAppleScriptで作っておくとしよう。音楽CDに焼いて配布する、という用途にも使えるように、GUIをつけたプログラムに仕上げるとよいだろうか。

っていうか、そこまで作り込みまくったら……こりゃーシェアウェアか何かにするしかないですな。


……で、海外の知り合いにICレコーダーで録音したファイルを渡す………とかいっても、それなりに大きなファイル(数百Mバイトぐらいにはなりそうだ)になりそうだが……

・旧.macことmobile.meからダウンロードしてもらう

・しょーがないから、一時的にPiyocast.comにアップロード

・実家のマシンはインターネットにFTTHでつながっているので、どれかのマシンをDynamic DNSで外部に公開(汗)

といった中から選択してもらうことになりそうだ。相手側がMacなら、iChatでつないでファイル転送……とかいった話ができそうだが……ああ、Skypeでもファイル転送できるのか。そのへん、あらかじめWindowsマシンと組み合わせて試しておく必要がありそうだ。

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