実物を見てしまったらMacBook Airに取り憑かれそうな気配がする今日このごろ。店頭でさわってみたら、1.6GHzモデルでもAppleScriptの単純1000万回ループが2秒。MacBook Dore Duo 1.8GHzとほとんど差がない。おまけに画面もキレイで軽くてかっこいい。
このままでは、
「あたらしいおともだちがやってきました。8台目のまっく、まっくぶっくえあーくんです」
などという事態になりかねない。
突発的な衝動買いを事前に防ぐためにも、このMacBook Airに採用されたテクノロジーが、他の製品にも波及していく姿を想像してみよう。コレよりも先に控えている製品の方が魅力的だという自己暗示を試みるのである。
まず、光学ドライブ。MacBook Air用に作られた外付けドライブを、他のMacBookやMacBook Proでも使えるようにすることを考えないものだろうか?
MacBook Proは……光学ドライブ必須のようだが、MacBookはどうだろうか? MacBook Airほど動作クロックの低いCPUを採用することはできないだろうが、光学ドライブを搭載しないことで、薄型にできないだろうか? 薄型にするためには放熱機構の方が問題になりそうだが、そろそろMacBookもプラスチックから金属筐体にチェンジすべき時期かもしれない。
13インチ画面で、金属筐体、光学ドライブ外付けのMacBook。放熱機構の簡略化により、若干薄くて軽くなるとすごそうだ。Airほど軽くはないが、若干軽くなると嬉しい。
注目されるのが、Airに搭載された「小さいCore 2 Duo」。Air専用に作るわけがないので、この小型CPUを他のラインナップにも使用することは既定路線といってよいだろう。問題は、この小さいCore 2 Duoのパフォーマンスおよびクロック耐性である。
現在、MacBook Proの上位機種は2.4GHzのCore 2 Duoを搭載している。次は2.6GHzかそれ以上のモデルが必要になるはずだ。そのへんのクロックに耐えられるチップが取れているのかどうか。パッケージのみ小型化したもので、中身は同じと考えてよさそうだが、一体どうしたものだろうか。
小さいCore 2 Duoが搭載されるとどのようにマシンが変わるのか、想像してみると楽しそうだ。ただ、想像の楽しさが衝動買いに勝るのかどうかはひたすら不明である。