放熱について。これまで、PowerBook G3、PowerBook G4、MacBook、MacBook Proと乗り換えてきて、ずっと使い続けている周辺機器がある。
それが、id east endの「静冷台」である。
http://www.id-ee.co.jp/go/4G4/sr4g4.html
今日では、ノートの冷却用グッズが大量に売られているが、当時としてはひじょーーにマイナーな存在であった。
静冷台はアルミ削り出しという豪快な逸品であり、マシンの熱を逃がしつつキーボードに傾斜をつけて打ちやすくする周辺機器。しかも、すべて素材の熱伝導などのシステムを利用するようになっており、騒音源になったり電源の取り回しがうっとおしい放熱ファンを使用していない。
たしか、最後のMacWorld Expo/Tokyoのあとのじゃんけん大会で当てた品だ。マシンを乗り換えてもOSが変わっても、静冷台だけはひたすら使い続けてきた。10年間機能にまったく不満を覚えない、時代を超えた優秀な周辺機器といえるだろう。
だが、どうやらさすがの静冷台も、17インチMBPには歯が立たないようだ。
17インチMBPを載せていろいろ作業を行っていると、もう静冷台に熱がこもりまくって大変な状況になってしまう。こんなに熱が出るマシン用ではないので、冷却容量を超えているに違いない。
とにかく、冷却し切れなくて大変である。外部冷却システムについては、そろそろ何か手を打っておいたほうがいいかもしれない。