存在自体を知らなかったのだが、ロジクールから「Z-10」という名前の、LCD表示器+コントローラつきのスピーカーが登場しているのだそうで。
存じ上げないのも無理はない。こいつはMac用のソフトが添付されていないのだ。
Windows上のiTunesからは曲の情報を本体LCD上に表示できたりするらしいのだが……と、探してみたらMac OS X用の情報表示ソフトが見つかった。
■LogitechLCDTool
なんでも、表示はWebkit経由で行うとかで(?) 表示アニメーションなどはJavaScriptで行うらしい。なんか、ものすごく不思議な仕様(^ー^;;
「Macでも使えるのか、へーー」
ぐらいしか興味をそそられず、そのまま情報を放置しておいたままであった。スピーカーなんか、そうぽこぽこ買うものでもないし、購入基準は「音質」などであって、決して「見た目」という話にはならないはずだ。風変わりなディスプレイがついていようがいまいが、「論外」であることに変わりはないのである。
ところが! これを「パソコンから情報表示できるサブディスプレイ」と考えると、ちょっと事情は変わってくる。
USBに接続するサブディスプレイというのは、案外高くつくものなのである。それが、スピーカーのおまけつきで1万5,000円ぐらいときたもんだ!
こちらの記事などを見ると、ちゃんとグラフィックディスプレイとしても使えたり、日本語が表示できたりしている。
そこで、「USB経由でつながるサブディスプレイの割には安い」という事実に気付くことになる。スピーカーの部分はいらないから、5,000円ぐらいで発売していただけないものだろーか。
ちょっといいかも、と思いつつも……iTunesの音楽を大きな音で聴くのが目的とするならば、AirMac Express経由でミニコンポに出せるので、「今さらいらないだろう」という話に。
どうしたものだろうか?(汗)
同様に、ロジクールの液晶画面つきキーボード「G15」もこのLogitechLCDToolからコントロールできるらしい。画面だけ抜き出すならこちらのほうが若干安いので向いているかもしれない。
後日談:
店頭で実物を確認したところ、ものすごく画面が小さくチャチであった。だいたい、スピーカーならスピーカーとしてのクオリティで、キーボードならキーボードの品質の高さで勝負すべきであり……ダメな製品に付加価値をいくら付けようとしたところで、ダメなものはダメなのだ(ーー;