アジェンダの年賀状ソフト「宛名職人」の新バージョン ver.15が今年発売になるという話だった。
11月末ということで、これを購入して実家の年賀状を作成する予定だった。
だが、12月に入っても発売されない。発売日を12月14日に延期するのだという。これもまあ、仕方のないことかと思っていた。
だが…………今日サイトを見てみたら、さらに発売日延期なのだとか。
12月28日発売…………って、なんですかそれは?(汗) ソフトの発売が年内に行えたとしても、年賀状が元日に間に合わないではないか(ーー;;
発売日変更の理由を見ると……
“社員一同、「宛名職人」の15 年目の躍進に向けて取り組んで参りましたがユニバーサルバイナリ化のプログラム設計に苦戦し、現段階でお客様に満足して提供いただける状況に達していないため。”
とある。そもそもいまの段階で「設計に苦戦」という話に疑問がある。仕上げとかチューニングとかデバッグならともかく、「設計」。設計って最初にするものだと思うのだが、違うのだろうか。
このあたりの話から状況を伺ってみると……間違った方針で間違ったものを作ってしまったという感じだろーか。現場が悪いのか仕切りが悪いのか、その両方なのか……そもそも開発に着手した時期が遅かったんじゃないのか、といった疑問は湧いて出て来るものの、一体どーーしたものか。
この調子だと12月28日には間に合わないだろう。実家の父上に連絡をして、去年のバージョン(宛名職人のver.14)を購入して年賀状を作成しようという話になるだろう。
だいたい、ダウンロード版だけでも早く出せないのかと疑問に思うところだが、ダウンロード版もパッケージ版も12月28日発売とアナウンスしているものの、当事者としてもその日までに完成出来ないことが明白なのだろう。一応年内の最終営業日を書いておいて、年明けに完成して発送するというところか。
結局、去年のバージョン(v14)に今年の素材集をつけたパッケージが発売されており、これでなんとか急場をしのぐ方針のようだ。だが、これでもLeopard上での動作が保証されているものではない。
業界的には、この貴重な経験を恥とせず、ソフトウェア開発業界全体で共有していただきたいものだ。