OpenOffice.orgに初めて(ちょっとだけ)興味が出た日

OpenOfficeの類いにはまったく興味がない。登場して以来、ずーーっと興味を持てなかったのだが、今日はじめて、ごくわずかに興味を持った。

興味がなかった理由は、

(1)AppleScriptに対応していない
(2)AppleScriptに対応していない
(3)AppleScriptに対応していない

という理由による(以下、無限繰り返し)。ほかには、動作が死ぬほど遅いとか、見た目がものすんごくばばっちいとか、使い勝手がよろしくないとか、まあそんなあたりである。

あとは、既存の市販製品のまるまるコピーを作ってしまえ、的なノリがものすごくやな感じでもある。あなたの製品をある日いきなりまるまるコピーしてフリーで配られたらあなたはどう思うだろうか?

ところが、1年ほど前に本家本元のMicrosoftのOffice for Mac(のExcel)の次バージョンでWindows版とのマクロの互換性がなくなるという凶報がもたらされ、その筋はちょっとしたパニック状態に陥った。

最低限、マクロの互換性はなんとかしていただきたかったのだが、これではParallels上でWindowsを動かして仕事をしなければならないことになりかねない。

Windows版との互換性が下がってしまっては元も子もない。とりあえず、そこらへんの互換性あってのExcelである。「Windows版のExcelでファイルを開ける」程度の互換性では困るのだ。

たまたまOpenOffice.org系のソフトを見る機会があり、これをカスタマイズしたらどうなるんだべな〜、と考えてみた。

そのままでは、ただのWindows版Office互換のアプリケーションだ。それ以上でもそれ以下でもなく……AppleScriptからコントロールなどできはしない。

ところが、こいつにAppleScript対応機能を実装したらどうなるだろうか?

マクロはWindows版Office互換だわ、外部からAppleScriptで操作できるわでウハウハ状態である。

海外のメーカーを焚き付けたら、ちょっと面白い展開になりそうなのだが……どうしたものか。

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