以前にも書いたが、Mac用のUSBワンセグチューナーなる新興製品ジャンルにおいて、ログファームとIMJの間で熾烈なデッドヒートが繰り広げられている。
1月終盤においてようやくログファームのPCTV-Hiwasaの動向が分かりだし、2月上旬にはβ版のソフトウェア・ダウンロードが開始された。
オンラインメディアにインタビュー記事が出ていたりしたが、「かなり必死だな」という印象であった。もう、全身焦燥感の塊、みたいな。
IMJ側もこの動きを相当意識したのか、ソフトウェアの仕様やらを出すに至った。
やや、ログファーム有利との見方が広がる中、IMJが唐突に2月23日発売である旨をWeb上で発表する。
性能はともかく、筐体デザインではIMJに歩があったので、これで勝負あった……と思った矢先の出来事だった。
23日にIMJ製品の出荷が開始されたものの、初回ロットに不備があり、全撤収、再度出荷し直しという状態に陥っているのだという。
ちょっとお小遣いを握りしめて新宿のヨドバシかソフマップにでも行こうかというところだったので、危なかった。事前に確認しておいてよかった!
ちなみに、Webの記事によればIMJの再出荷は3月初旬……いや、中旬になってしまうのだという。
これで、ログファームには余裕が出てきた。β版ソフトウェアのバージョンアップ中であり、2月中に正式リリースはつらそうだが、だいたい同時期に店頭に並ぶなりWeb通販で出せばいいというラインが見えてきたことだろう。
いや〜、端から見ているだけでもスリリングなこの展開!(^ー^; 果たして、勝利の女神はどのメーカーに微笑むのか?!