BluetoothのコントローラーでMacと一緒に使うといえばWiiリモコンがあまりに有名だが、PS3のSIXAXISも使えるようにすべく、さまざまな活動が繰り広げられているらしい。
US AppleのBluetooth Dev MLに、2007/6/8にBluetooth経由でSIXAXISをMacに接続すべく取り組んでいる開発グループメンバーの話が投稿されている。USBモードでのコントロールはOKのようで、さらにBluetoothでのコントロールを着々と進めているようだ。
■Using the Playstation 3 controller in Bluetooth mode with Linux
この投稿の３日前に日本国内のBlogでもSIXAXISのことが取り上げられているのを見つけた。こちらは、USBドライバではなく「USBモードで動け」とSIXAXISに命令するアプリケーションとのこと。そういうデバイスの叩き方もあるのか（汗）。
2007/6/5
■PS3のコントローラー「SIXAXIS」をMacにUSB接続する
■PS3 Controller
まあ、Bluetooth経由でPS3のSIXAXISが使えるようになるのも時間の問題だろう。
LeopardにWiiリモコンの対応機能が標準実装されていたら驚くが、そのぐらいのことが起きてもおかしくなさそうな今日このごろである（昔のAppleはもっと依怙地だったが……）。
WiiリモコンのドライバDarwiinRemoteで残念なのは、あくまで「ボタン」としてしか動作しないことだ。もんんんのすごく難しいとは思うが、「振り回す」操作に対して反応するようにしてほしいものである。ないものねだりだとは思うが、この「振り回す動作に対応したドライバ」が出たら、全世界的にバカ売れすると思う。個人的には、リモコンとセットで１万円なら「買い」だと思っている。
Wiiリモコンの先にLED残像ディスプレイのユニットを付けて、特定のアクションを行ったら（回し続けるとか）視覚的にフィードバックできたりしたら素敵だ。もともと振動ユニットもついているので、そこまでせんでも……とは思うが、視覚的なフィードバックもできると実用性（なんの？）が増すように思う。
メールを読んで、内容に賛成ならWiiリモコンを前後に振る、反対なら左右に振る。このアクションを検出して、プログラムがメール内容を解析し、肯定あるいは否定のメールを作成。
送信してよければコントローラーのアクションボタンを押す。こんな感じならメールの読み書きも楽しくなるに違いない。
個人的には、このような簡単な物理的アクション（ボタンを押すとか、本体やコントローラーを傾けるとか）によって、形態素解析やらのプログラムをキックして、半自動で返信メールを生成するというのが近未来のメーラー……もっと具体的にいえば、近未来のiPhone搭載メーラーはそういう方向性を目指しているのではないかと思っている。