LeopardのMail.appでもメール振り分けScript稼働

これまでTiger上で育ててきたメールの振り分けAppleScriptだが、Leopard上ではまだ試していなかった。US Appleの開発者/技術者向けMLのほぼすべてに参加して、全MLの内容を自動でサブフォルダに振り分けを行う自作のAppleScriptは、各種情報収集を行うためのなくてはならない武器である。

また、既存のジャンルのみならず、まったく未知のジャンルのMLに加入した場合でも頻出タームが分かって、重要なポイントがきわめて短い時間で理解できるなど、予期していなかった効用も確認できている。

自分が日常的に使っている環境はいまでもTigerだ。職場のG5には10.3.9/10.4.10/10.5の環境を入れてあるし、メイン環境のMacBook CoreDuoにも10.5はパーティションを切って入れてある。それでも、どちらも常用しているのはTigerだ。

そもそも仕事でAppleScriptの作成依頼があるのは確実にTiger上だし、AdobeのアプリをコントロールするのにLeopardはちょっと危険な気がする。データをシフトJISで渡されることが期待されているケースがままあり、Unicodeベースで処理されるLeopard上のAppleScriptから本当にコントロールできるのかいまひとつ確信がない。

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iMac CoreDuo上で試してみたところ、手直しなしでそのまま動いた。スピードも随分速くなっており、これならEntourage上で動かした場合とそれほど変わらない。従来は、明らかにEntourage上で動かしたほうが速く、Mail.app上で動かすのはちょっとどうかと思われた部分もあったが……これだけ速くなれば、Entourageと肩を並べたというべきか。


いっぱつ、期間限定で公開してみるか…………? ただ、日本国内のユーザー向けというよりは、海外のメールを英語で読み書きしているような技術系ヘビーMLユーザー向けのScriptなので、日本語でドキュメント書いても意味がなさそうな、、、、(汗)

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