文章でまとめていたのだが、主観ベースの文章ではものすごく「ウソ」が入ってしまうため、あえて客観的に分析するためにマインドマップにしてみた。
こうして見てみると、5年前ぐらいと状況はあんまり変わっていないように見える。いや、FONの参入とかいった大事件はあったものの、FONの存在がWiFiホットスポットを爆発的に増加させたようには感じられないし、既存の事業者のビジネスが脅かされているという感じもしない。
無風状態が続いているように見えるのは、ホットスポットがあくまで「点」でしかなく、線にも面にもなっていないという状況ゆえのことだろうか。
emobileに契約してUSB接続の端末でもMacBookと一緒に持ち歩いたほうが、WiFiスポットを探しまわるよりもはるかに便利に思える今日このごろ。従来のWiFiスポット利用者はemobileに大挙して流れ込むのではないだろうか? また、WiMAXが普及段階に入ったら、WiFiスポットは無用の長物になるかもしれないし、電波の入りにくい店舗内部への電波中継基地に性格を変えるかもしれない。
WiFiスポットが「そういえば、そんなものもあった」という昔話として語られる存在になるのか、インフラとして定着するかは、ここ3年ぐらいで見えてくることだろう。