LaCieのFireWireスピーカーに酔いしれる

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すとーさんにTMUGの例会で教えていただいたLaCieのFireWireスピーカー。屈強のレコーディングエンジニアである同氏のおすみつき製品である。

まず、MacとFireWireケーブルで接続する。このさい、6ピンのFireWireコネクタをMac本体側に持っている必要があるわけだが、我が家にあるマシンは100%この条件を満たしているので問題ない。

仕方なくWindowsマシンでコレを使いたいという不幸な人のためにWindows用のドライバCDが同梱されている。ただし、ACアダプタは入っていないので……初期型iPodについてきたFireWireケーブル使用のACアダプタがそのまま使える。そんなもん持っているWindowsユーザーがいるわけがないので(当時iPodはMac専用だった)、どこまで行ってもひたすらMacユーザーだけに親切な設計になっている。

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/Application/Utilitiesフォルダに入っている「Audio MIDI設定」を起動。これで、オーディオ信号をFireWire経由で出すように設定。これで、FireWireスピーカーから音が出る。

ちなみに、電源はFireWireから取るのでこいつを使うのにACアダプタは必要ない。おまけにこいつは、かなり軽いのだ。FireWireの給電能力の高さを生かして、こいつは割とトンでもない音量が出るので、プレゼン用にスピーカーを持参するなら、間違いなくこいつである。

LaCieのFireWireスピーカーは、プレゼンを行うさいにチョイスすべき地球上で唯一のスピーカーであるといって過言ではない。

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さらに、こいつがすごいのは……信号処理のチップをスピーカー側で持っており、通常の44KHz「以上の」処理ができてしまう点である。このオーバースペックな仕様を活かせるように、Mac OS X 10.4では、途中から(すとーさんいわく、10.4.6あたりから)ソースと出力のサンプリング周波数指定が異なっても、そのまま処理できるようになっている。

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このため、サンプリング周波数を変えて、アップコンバートして再生が行えるのである。最高で96KHz出力が可能だ。これは、かなりドえらいことなのだが、それを指摘しているBlogなどにお目にかかることはない。みんな、試していないか……その威力を知らないに違いない。ああ、なんてもったいない!!!!

徐々にサンプリング周波数をあげてやると……露骨に音が変わるので、びっくりである。だんだんと、音がまろやかに上品に、三味線の音が単なる1つの音に聞こえるのではなく、弦いっぽんいっぽんの音が聞こえてくるのである。一度96KHzに上げてから44.1KHzに戻すと、えっらく音が濁ったように聴こえる。一度、96KHzオーバーサンプリング再生に耳が慣れてしまうと、44.1KHzでは不満タラタラである。


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これで、たったの1万2,800円! フランスのメーカーはさすがにやることがダイナミックですな!(^ー^;; こんな化け物スピーカーに1万2,800円なんて冗談みたいな値段がついていること自体が信じられない。

搭載のOxford製信号処理チップには7.1チャンネルの処理能力がある(やりすぎだ〜)のだが、贅沢なことにこのスピーカーはほんの2chしか使っていない。

iTunesに入っているオーディオソースを聴きまくっているが、もー明日もこのままずっとこれ聴いてたいなっていうぐらい生々しい音が聴こえる。映画のDVDなどもこれで聴くとすんげえ迫力だろう。出力8Wらしいのだが、割りとごっつい音量の音がする。

いいところばかりではないので、公平を期するために「ダメなところ」も挙げておく。

本体から出ているFireWireケーブルの作りが雑で、なぜかたてつけが悪い。マシン本体のコネクタにさすと、少し遊びができてしまう。接触が甘くなるとデジタルノイズがスピーカーから出てしまうので、この点は要注意だ(^ー^;;;; あと、マニュアルはおそろしくそっけない。たぶん、このページのほうが数十倍情報量があるぐらいだ。

スピーカーの左右を示すマーカーなどは筐体にいっさい記されていない。いちいちどっちがどーだとこだわるのもどうかと思うので、Audio MIDI設定でどーせ左右の出力は入れ替えられるので、接続してから左右チャンネルをチェックして、違っていたら左右を入れ替えればよい(音量を小さくしてから実施されたい)。

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まあとにかく、本体側がMacでMac OS X 10.4.10が動いていれば、筐体サイズとかいっさい関係なくド迫力サウンドが楽しめるというのがすごいです。MacBookで鳴らしてもド迫力。Mac miniでも(もってないけど)同じ音が鳴る。実に素晴らしい。

すばらしい製品である。なくならないうちに買うと吉。

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