iTunes 7.5とQuickTime 7.3アップデートのAppleScript的評価

iTunes 7.4.1→7.5の用語辞書変更:なし QuickTime Player 7.2→7.3の用語辞書変更:7

7.2でQuickTime書き出しフォーマットが増えたにもかかわらず、AppleScript用語辞書に書き出しフォーマット増加が反映されていないという問題が発生し、その動向が注目されていたQuickTime PlayerのAppleScript系機能。

movieのcan exportでテストできる書き出しフォーマットに「iPhone」および「iPhone cellular」を追加。

open image sequenceコマンド(連番画像のムービー取り込み機能)で、生成されたムービー(document)の結果がリストで返るようになった。

open locationコマンド(URLを指定してインターネット上のムービーをオープンする)で、結果がdocumentのリストで返ってくるようになった。

save reference movieコマンドが新設された。「Save a movie that references multiple versions of another movie to a file」と言っているので、複数の実体を持つ参照ムービーを保存ということになるのだろうか。このへん、かなり大きな変更点かも。

だったら、マルチコアCPUの優位点を活かしてムービー書き出しの並列実行機能もサポートしてほしい(ーー; GUIからは実行できるのにAppleScriptからは実行できない機能なので。

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