そろそろ復活の目が見えてきた(ような気のする)技術、QuickTime VR。
iTunesのおかげで、WindowsマシンにもQuickTimeのインストール率が上がり、QuickTime VRのようなコンテンツを見られる環境が知らない間に増えてきていることと、デジカメの性能向上でVRムービーを作るのに必要な高解像度画像を容易に得られるようになってきたことが背景にある(でも、誰でも作れるというわけでもないし、Apple純正のオーサリング環境がMac OS X上にないのでそこが問題といえば問題)。VRムービーを誰でも手軽に撮影できる「VRカメラ」でも登場してきたら、大ブレイクするかもしれない(汗)
そんな能天気な予想と関係なく、iPhoneでQTVRコンテンツを見られたらけっこー面白そうだ、などと思ってUS AppleのQuickTime VRメーリングリストをのぞいてみると……iPhone無視!!
まったく話題になっていない(ーー;; 今年の1月ごろにiPhoneについて話題になった形跡があるのだが、その後はまったく継続して議論されていない。
そこで、iPhoneを持っている知り合い(Hossyさん)にQuickTime VRコンテンツのURLをメールで送って動作を確認してもらうことにした。
結論:発売当初の仕様では、QuickTime VRはSafari上で再生できなかった!! Safari用のQuickTimeプラグインがフル機能のものではないということのようだ。将来的には分からないが、現時点では無理という結論になった。