ウチの兄弟は男が3匹、女が2匹という構成である。男だけなら3兄弟ということで、その関係は「ラ王(麺類を好む)、トキ(やせている)、ケンシロウ(あタタタタぁ!)」に例えることも可能であり、ここで話題になるのは「トキ(やせている)」である。ほわたぁ!!
iMacのコンフィグレーションについてトキと電話で話したところ、女の子2匹をもつ彼は、
「なんか教育用のソフトはないのか? そーゆーのほしいな」
とのたまった。こーゆー場合、まあオンラインソフトを入れておいてお茶を濁したい(おい!)ところだが…………
探してびっくり、子供(小学校低学年)向けの学習用ソフトなどといってもそう簡単には見つからないのである。
だいたい、「学習用」といったところで何を学習したいのかが果てしなく謎だ。パソコンに向かっているだけで頭が良くなるんだったら、私もあなたも津々浦々の人民がおしなべて大天才になっているはずだ。秋葉原は天才のるつぼと化し、パソコン売り場にはエッチではなく叡智があふれているはずだ。
なんの話だったか………そう、学習用ソフトってなんだ? という話であった。
画面に絵が出てきて、それに合うような言葉を入力するとか、理科の問題が出てきて、選択肢から選ぶと答えられるようなもの、というのが学習用ソフトなのだろー、世間一般的に。
だが…………だいたい、円周率を「約3」などと教えてしまうご時世に、計算ソフトでもないだろうし(勝手に計算しちゃったら、計算力がつかない)、いまどきパソコンではなくNintendo DSかなんかで脳トレゲームで遊んでいたほうが、ずーーーーっとためになるだろう。
そういえば、プラネタリウムのソフトがあったはずだ。あーいうのはパソコン向きでいいかもしれない。そんな大人向けなソフトで子供が喜ぶかどうかは不明だが、まー非行に走るような原因にはならないだろう。
……などと思っていたら、AppleのWebのDownloadコーナーなどという超予想外の場所に、教育用とおぼしきソフトがごーろごーろしているではないか。
http://www.apple.com/jp/downloads/macosx/home_learning/
Mac OS X向けのソフトウェア市場はシニア向けに特化したほうがいいんじゃないかと思っていたのだが、ずーーいぶんたくさんのシェアウェアがあるではないか。っていうか、シェアウェアだらけだ。
まあ、トキには格安でマシンが入手できたのだから、実際にシェアウェアでも買ってもらうこととしよう。
ただ、どのへんまで学習させたいのやら、それがやや不明である。
あー、こういう子供向けのソフトを大人と子供で対決させるとかいうイベントをやってみてもいいかもしれない。夜の銀座のアップルストアに来れる子供がいるかどうかは果てしなく疑問だが、まー企画するだけならなんぼでもできるし。