Finding Mr.M

海外のREALbasic MLを処理していた。

「処理する」というのは、自慢のメール細分化仕分けAppleScriptで各MLをタームごとに再分類するというバッチ作業を行うことだ。

100以上のMLに入っているので、さまざまな情報が入ってくる。情報を活用しやすいように整理することは非常に重要なことで、現代における情報戦を戦うためには、こうした武器を持っておくことが重要だ(なんの戦争だ?!)。

仕分けのプロセスで、あらかじめフォルダを用意していないメールは元のフォルダに残ることになり、未整理メールのうち同一スレッド内で件数が多いタームがあれば新規にフォルダ分けすることを検討したり……あるいはAppleScriptまかせで、

「Subjectの頻出単語でソートして上から20件をリストアップ。そこから選択したキーワードで新規フォルダ作成。ただし、すでに存在するものは避ける!!」

といった処理を行ったりする。MacBookのHDDを7200回転のものに取り替えたら、割と時間のかかるこの処理が、見違えるように速くなった。これがMacPro 3.0GHzとXserve RAIDの組み合わせなら実にうっとりするほどの速度が出るに違いない、と思う今日このごろだ(Apple Store, Ginzaでさわって、腰が抜けるほど速かった。くそー、ほしいぞ!!!)。

そのREALbasicのMLで……明らかに日本人の人名らしき単語をSubjectに含むメールが私の注意を惹いた。なんでも、数ヶ月前にシェアウェアのレジストをしてもらったんだが、メールでレジストコードを送ったのにサーバーにrejectされてしまって届かないのだという。えらく気にしているようだ。

投稿されてから2週間ぐらい経過しているものの、Replyがまったくないことから解決していないのだろうと思い、投稿者にコンタクトしてみた。予想どおり未解決事件であった。

そこで、いろいろ無難なレベルで情報交換してみる。Googleでその名前で検索したらこういう人物が見つかったが、この人か? と投げてみた。また、同時にその人物宛に「心あたりがないか?」とメールを投げてみた。

投げたメールの画面キャプチャをとって、作者に再度確認。「あんたがコンタクトをとったアドレスはどれだ?」と聞くと、私が送ったメールアドレスと同じだという。最初っからそれを言え! と思ったが、日本語で書かれたWebサイトからメールアドレスを見つけ出すのは割と困難な作業なのだろう(検索は〜?)。

そういうことなら、と電話したらビンゴでたしかにその人だった。とりあえず状況を説明して、作者に別のメールアドレスを伝えてやってくれ。彼はひどく気にしている。と伝言しておいた。

まあなんというか……テキトーにGoogleで探して一発で見つかるあたり、世間ってかなり狭いんだな、と(汗)

Copyright By Piyomaru Software. All Rights Reserved