AppleScriptの「path to me」の仕様がLeopardで変更になった

実行環境(スクリプトエディタ、Script Debugger、OSのScript Menu、アプリケーション内のScriptメニュー、ASSアプリケーション)や保存形態(スクリプト、アプリケーション)によって挙動に違いが出る危ない仕様なので、AppleScript Studio内など実行環境を固定できる場合をのぞいてはなるべく使用を控えてきた「path to me」。

これは、つまり自分自身のパスを取得するためのものだが、Mac OS X 10.4まではスクリプトエディタ上で実行すればスクリプトエディタのパスが返り、アプリケーションとして保存してはじめてスクリプトへのパスが返ってくるようになっていた。

それが、Mac OS X 10.5, Leopardで変更になった。スクリプトエディタ上でpath to meを実行してもスクリプトのファイルそのもののパスが返るようになった。こちらの挙動のほうが納得できるし、これまでバンドル形式のスクリプトを作成して使おうにも、このパス問題でなかなかバグとりが面倒だったので、アプリにすることが多かった。よーやくバンドル形式Scriptの利用も進むといったところだろうか。

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