accepts remote eventsがtrueのアプリケーションがない?

自分がAppleScriptを覚えて最初に実行したのは、ダイアログの表示命令「display dialog」であった。その次あたりに、命令をOSAXで拡張できることを発見して、「eject CD」なる命令を実行した覚えがある。文字どおり、CDドライブをオープンさせる命令だ。

そして、LAN上のマシンのプログラム共有をオンにして、ゲストアクセスをパスワードなしで行えるように設定し、オフィス中のMacのCD-ROMドライブを一斉にオープンさせたり再起動させるという遊びをしていた。

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それもこれも、当時のMac OSのセキュリティが大甘だったからできたことであり、いま同じようなことをやろうと思っても…………徹底的にできなくなっている(ーー;;;;

今日、仕事でちょっとそれと似たことをできないかと考え……調べてみて、そういう遠隔操作を受け付けるアプリケーションがまったくないのに気づいた。

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プロセスごとに「accepts remote events」という属性を持っており、これがtrueだと遠隔操作できるようになっている。

調べてみたら、trueのプロセスはひとつもなかった(ーー;;;;

こんなにガチガチにセキュリティ対策が行われていることに気づいて驚いた。なんとかして、これをtrueにしたいのだが(ーー;;;;;; 

ネットワークごしの「リモートAppleEvent」を受信しないようにした最初のアプリケーションは、ファイルメーカーProだ。たしか、バージョン5あたりでそのような仕様になった。セキュリティ対策というよりは、どちらかというとクライアント向けのソフトウェアがサーバー的に活用されてしまうのを防ごうというあくまで商売上の都合を優先させた結果だと見ている。

別に、ブロックされたところで……イベント中継用のアプリケーションをAppleScriptで作ってやれば、ネットワークごしの操作は行えてしまう。ファイルメーカーProがリモートAppleEventを拒否するようになっているのを見て、すぐさまそのようなプログラムを作って対策した。かくして、ファイルメーカー社の浅知恵ははかなくも敗れ去ったのであった。

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などと昔を思い出しつつ、実際にできないものかとAppleScriptを組んでみたら…………

あれっ?! LANごしにAppleScriptでイベントを送ったら、リモートマシン上のプロセスがメッセージを受信してダイアログを表示した(accepts remote eventsはfalse)。この属性って関係なかったのか(汗)

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