Safari上の選択部分を通貨とみなしてGoogleで換算

Mac OS X 10.2ごろから備わった、「計算機」アプリケーションの度量衡変換機能はOS標準装備の割にめちゃめちゃ役に立つものだが、これはAppleScriptからは叩くことができない。計算機アプリケーション自体がAppleScript非対応なので、無理矢理GUI Scriptingでコントロールするのもちょっとナニでアレである(大人げなさそうな雰囲気がする)。
そこで、Googleの度量衡換算機能を利用して、Safari上で現在選択中のテキストを無理矢理「円」に変換するワークフローをAppleScriptで書いてみた。
所要時間、5分。

おお、見事に通貨換算するようになった。同様に、重さや長さも変換するAppleScriptを作っておこう。

Googleを使って度量衡変換を行うので、自分ではまったく努力をしていない点がすばらしい。さらに、URLエンコーディングする手間を省いて、Googleのトップページを強制OpenしてからFormに検索文字列を突っ込んで検索ボタンをオブジェクト経由でコントロールしており、文字列変換などの努力をまったく行っていない点が美しい。

最低限の努力で最大限の成果を得られた、近年まれに見る手抜きスクリプトだ。

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