Phill's RubyOSAの日本語ハンドリングにまだ難あり

Phillip AkerのRubyOSAの最新版を評価、いろいろ問題が見られたのでレポートしたところ、すぐに返事が来た。
http://homepage.mac.com/philip_aker/osa/osa.html 

まだエスケープキャラクター(¥)のハンドリングに難があることが判明した。何回もコンパイルと実行を繰り返すと、エスケープキャラクター部分が書き換えられてしまうというものだ。

このため、目下改修中のバージョン1.07はキャンセルで、1.08でリリースするようだ。だが……問題の根の深さを考えると、バージョン1.08でもリリースは無理だろう。

PhillもAppleのASエンジニアリング担当に問い合わせを行ったようだが、「Script Editor上の日本語の扱いにはバグがあり、Leopardで修正すべく作業中」との回答を得たとのこと。

5年も放置されたバグでもあり、ここは攻めどころだろう。修正されることは風の便りで知っていたのだが、中途半端な修正では困るのだ。

目下、Finder上で入力できるのにAppleScriptで取得すると文字化けするファイル名なども多数確認されており、あの腐れ脳みそのドアホウどもに直接アタックするのではなく、Phill経由でねじ込むことを考えている。

RubyOSA(のうちの1つ)の完成度が高まればAppleにもメリットがあり、そのためにはバグを直さなくてはならないだろう、という寸法だ(極悪)。そして、日本からチンタラ突っつくよりも、US国内で代理戦争を行ってもらおう、ということなのだ。

そのためにPhillを支援することは、日本のMacユーザー全員にとって価値があるだろう(超極悪)。

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