奥方様が近々、彼女がかかわっているプロジェクトの進捗報告のプレゼンを経営会議で社長たちにするのだという。
「へーーそーなんだー、がんばってねー」
他人事のつもりであったが、そうは問屋が卸さなかった。
例によって奥方様が撮影してきたビデオを週末にiMovie HDで編集させられることに。まあ、編集だけなら慣れたもので、深夜に1時間ぐらいでさささっとできてしまった(奥方様のビデオ撮影の腕前もなかなかであった)。
ただ、そこにテロップを入れたりBGMに合わせたりといった作業に時間がかかり……さらに、プレゼン内容についても口をはさんで、
「そんなんで分かるか、貸せ!!!」
気がつくと、自分でKeynoteを編集しているのだった。うーーん、なんか違うぞ(ーー;;;
奥方様が撮影してきたビデオというのは、調理現場で調理師の方がいかに苦労して新調理方式による作業を行っているかというものであった。なるほど、これを子供に見せられたら彼も嬉しいに違いない……そう考え、ビデオ部分をiMovie HDからiDVDに書き出してDVD-Video化。
翌日、奥方様が調理師の方にDVDをお渡ししたら家族で楽しめてたいへん感謝している旨、メールをいただいた。うむっ! ただiMovie HD+iDVDが偉いだけなんだがっ!(汗)
ただ……奥方様がいろいろビデオやら写真やらをまじえてKeynoteのプレゼンデータを作ってくるのを、彼女の上役たちは「趣味でやってるんでしょ?」と思っているらしく、われわれ夫婦の休日を費やし、途中怒鳴り合ったりしながら作っているなどとは思いも寄らないようである。
さらに、「PowerPointで作れないの?」「PowerPointのデータに変換してくれ」などと言うのだという(○立系の会社なので当然か)。だが、PowerPointであんななめらかなプレゼンテーションを作るのは到底無理だ。ジャギジャギな文字&カクカクな動きで、文字の箇条書きだらけのプレゼン資料になってしまうこと請け合いである。やれやれ。
とりとめのない話になってしまったが、とりあえずiMac Core Duo上でビデオ編集を行うのは実に快適なことがよく分かった。信じられないほどの快適さであり、特殊効果をかけてもレンダリングがすぐに終わり、ストレスなくビデオ編集を行うことができた。実にすばらしい。