最近、「蔵」という文字を見るといや〜なことを思い出してしまうので、あえてカタカナで書く。お蔵入り=おクラ入りである。
毎日あーだこーだとモノを考え、何かビョーキのようにいろいろとアイデアが出てきてしまう生活を送っていると、「開発パワーを上回るアイデア」に自分が潰されそうになる。
そのアイデアを消化してどんどこプログラムを作っていられるうちはよいのだが、忙しくなってきたり大規模なプログラムに取り組んでいたり、割り込みで作業をしなくてはならなかったりすると、アイデアがどんどんたまってきて、山積みになったりする。
当然、作りっぱなしで放置状態になったプログラムとか、試作段階からそのままリリース段階に移行できないプログラムも山積みになってくる。
おクラ入りしてしまうアプリケーションにはそれぞれまっとうな理由があるのだが、自分の理想とするところのアイデアに実装パワーが追いつかなかったりすると悲劇である。
「高速富士山」のシステムを最近回していないのだが、これは限りなく「おクラ入り」に近いアプリケーションかもしれない。Webに毎日公開するプログラムは稼働させてもよいかもしれないが、割とサーバーの好・不調に動作が左右されるので、そのあたりでもう少し耐障害性を向上させる必要を感じる。
また、高速富士山システムの一般配布用アプリケーション(高速富士山.app)というものも、それなりに仕上げて配布可能な段階まで行っていたのだが、
(1)スリープ解除時間の設定を行いたくなったものの、いろいろ調べてよく分からなくなった
(2)前のWebサーバー(appleco.jp)では実装できない機能があった(Webサーバーが古かった)
(3)PodCasting向けの機能を実装したくなって、調べものをしている最中にうやむやになった
高速富士山は、きっとPodCasting向けのキラーアプリっぽいものになることだろう。なので、PodCastingと組み合わせたかったのだ。
piyocast.comでサーバー系の実験を進めているので、地道に作業は進んでいるはずだ。そう思いたい。うむっ!