EOModelerの変則パッケージに驚く

WebObjectsのチュートリアルを見ながら学習を行っていたところ、よく分からなかったのでKeynote上にメモを作成していた。

Finder上で選択したアプリケーションのアイコンをPNG画像でデスクトップに書き出すAppleScriptを作っておいたので、こうした資料作成も楽勝……のはずだった。

しかし、トンでもない難敵に遭遇。WebObjects関連ツールのうちのひとつ、EOModelerのアイコンを書き出そうとしたところ、エラー表示に(一応、そういう場合に備えてエラートラップを仕掛けておいたので、自前のエラーメッセージである)。つまり、想定外のデータだったので、処理が中断されたのだ。

不思議に思いつつ、EOModelerのパッケージを開けてみたところ…………なんと、Info.plistのファイル名が「Info-Macos.plist」になっていた。このあたりは、昔のNeXTstepを一番引きずっているアプリケーションだったりするので、歴史的な経緯というものの影響を強く受けていたりするのだろう。

Developper Tool系には、ほかにももうひとつ、変態的なパッケージが存在する。/Developper/Applications/Utilities/MacPython-2.3/BuildAppletがそれだ。

Info.plistファイルのCFBundleExecutableで指定されているのが、/Contents/MacOS/BuildAppletなのだが、これは実行ファイルではなく……どうもPythonのスクリプトファイルであるらしい。そして、同階層にあるPythonの実行ファイルがそれをオープンして処理を実行するという次第だ。

アプリケーションパッケージのCPUアーキテクチャ検出ツール(うにばーさるのこと)を作ったときにえっらい難儀させられた。そのままではアーキテクチャ検出ができないのだ。

こーいう変態的かつ変則的なパッケージは勘弁していただきたいのだがっ!!! 

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