シリアル専門店「Cereality」

海外のチャット友達と久しぶりにiChatで話をした。文字より身振り手振りをまじえてビデオで話したほうがライブ感があっていい。MacBook内蔵のiSightは従来のiSightに比べて映像がクリアなようであり、しきりに驚かれる。
「また、ずいぶん髪を切ったもんだな」

とも驚かれた。気温と湿度が尋常ではないニホンの夏を一度経験したら、彼も納得することだろう。
……で、いつものように雑談していると、Dr.ペッパーのペットボトル版の話に。ニホンではペットボトルでは販売していないぞ、というと驚かれた。

自分:「まあ、誰もが好きって味じゃないからね。マニアックっていうか。俺は好きだけど」
友人:「Macみたいなもんか?」

お互いMacユーザーなのだが、この話にはおおいに笑った。

ただ、ここ数日新宿の量販店をまわってみたら、とくにヨドバシカメラのMacコーナーがずいぶんにぎわっている、これまでにない勢いがある、みたいな話でも盛り上がった。

さまざまな雑談をしつつ、USでシリアル食品の専門店ができたという話になった。
http://www.cereality.com/main.php

さまざまな種類のシリアル食品をその場で味わえるとか。カフェ形式の店舗で、好きなシリアル食品を注文してその場で食べるそうだ。

ちょっとコメントしづらい話だ。自分自身、シリアルはそれほど好きなほうではないし、日本で販売されているシリアルは穀物感が少なくて、なにかまがいものの味がする。本場のシリアルをインポートショップで買ってみて、穀物感バリバリで納得したものだが、当のCeriality店頭に並んでいるパッケージは、あんまり本物志向のシリアル食品といった風ではない。

シリアル食品というと、「母親がご飯を作るのが面倒だったから仕方なく食べさせられた」ぐらいの「仕方なく食べる」程度の食事だと思っていた。
とても笑顔で友人と語らいながら食べるようなものではないと思うのだが、なかなかこのCeriality店頭の写真はショッキングである。「味覚大丈夫?」などと思ってしまう。

これがどの程度の人気を集めているのか、それとも一過性のもので物珍しい程度のものなのか、そのあたりの話を突っ込んで聞けたらよいのだが、まあヒットしたらニホンにもそのうち紹介されることだろう。

シリアルのスペルがCerealだということに今日気づいた。さすがにSerialではないとはうすうす思っていたが、日本人同士で話をしていて気づくものでもないので、貴重な体験ということになるだろうか。

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