Mac OS X用の各種インストーラパッケージ内には、インストール対象となるファイルのアーカイブのほか、インストール時に実行するshellscriptのプログラムも収められている。
これらのshell scriptやperl scriptの類いは、インストーラスクリプトと呼ばれ、インストーラ作成には欠かせない。たいていはオリジナリティのカケラもないようなものばかりだが、いきなり作ろうとすると大変なので、収集し出して今日に至る。ざっと数十のインストーラパッケージからインストーラスクリプトを抽出している。
ここまでが「前回までのあらすじ」である。
これまでは、インストーラパッケージをFinder上から手で開けて、ファイルをいっこいっこ調べていた。高尚なように見えてこれがえらく単純なバカ作業であることに気づいたのはつい数時間前だ。
「今日は天気がいいから、ちょっくらプログラム作ってみるかぁ!」
などといいつつ午前中に布団の中で作ってみた。AppleScriptであっけなく23行。まあ、そんなもんである。
ただし、インストーラパッケージには、普通のパッケージに加え複数のパッケージを内包しているメタパッケージも存在し……現状ではまだメタパッケージには対応していない。
まあ、再帰で処理すればすぐにできるだろー。
で、作ったあとに気づいたのだが、誰がこんなマニアックなプログラムを必要としているのだろうか? とりあえず自分ぐらいのものだ。
「この間こんなインストーラがあってさー」
ぐらいの話で一般の方は満足することだろー。うむっ! そういうの多いな(ーー;