OSのアップデートで、特定アクションのパフォーマンス低下が解消された?

Mac OS X 10.3の最初の頃に作った、半透明メニューの試作品がある。多項目選択用のものであり、マウスオーバーでカーソルが追従する。

しかし、この試作品はとても実用に耐えるものではなかった。最初のうちこそそれなりにマウスの動きに追従するのだが、数十回とこの操作を繰り返すと、次第にカーソルの反応が鈍くなり、ほとんど動かなくなってしまったのだ。

mouse enterとmouse exitのイベントがどんどん累積するようになり、イベントがたまりまくって処理が停まってしまうのだった。なんてこったい!

そこで、AppleにBug Reportを書きつつ、仕方なくオクラ入りしたわけなのだが……いま、なにげなく試してみたら……何も問題なく応答するようになった。数十回試してみたものの、ほとんど遅れは見られない。

……OSのアップデートで何かかしら修正点があって、それで直ったのだろう。AppleScript Studioで書かなければこういう問題に直面しなかったのでは? ということも考えられるわけで、ちょっと複雑な気分ではある。

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