スリープ解除を検知してメッセージを出す「おかえり」

1時間ぐらいでささっと1つのソフトを作ってみた(Readmeを書く方が手間取った)。

そもそもは、AppleScript Studioのコミュニティで「iTunesの再生中の曲名を画面に表示する」という件について「なんでそんなもんを画面のド真ん中に表示せなならんのじゃ〜?!」と思ったのが発端だった。


だいたい、そんなものを画面のド真ん中に表示する必然性など何もないのである。ド真ん中に表示して何がうれしいのだろうか、と苦悩した。


では、画面のド真ん中に表示されてうれしいものは何だろうか。……常時表示されてうれしいものは何もない。画面のド真ん中に情報を常時表示するのは正気の沙汰ではない。CDのイジェクトや音量を表示するベゼルUIも、一時的に表示を行うからよいのだ。あれが常時表示されたら、邪魔なことこのうえない。


常時表示されてうれしいことはありえない。やはり、画面のド真ん中に表示するのは「一時的」でなければならない。


そこで、スリープ解除の検出機構をAppleScriptで速攻で作って、スリープ解除時に「おかえりなさい」というメッセージを出すものを作ってみた。前述のとおり、これは一瞬でできた。


配布するにしてもドキュメントを書かなければならないので、テレビを見ながらダラダラ書いていた。


書いている途中でダイアログの色が気に入らなかったり、ログイン項目に自動的に追加してくれないとイヤになったり、動作期限を設けたくなったり……と、いろいろ余計なことをやってしまったので、プログラムよりもドキュメント書きに数倍の時間を要してしまった。


結局、「おかえり」はかなりよさそうなソフトになったのだが、はたして一般ユーザーはどのように感じるものだろうか。

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