エイプリルフールにそれっぽいネタを書いてみるというのは、いかにもありがちである。しかも、ショッキングな見出しと不釣り合いなほど内容が伴っていなかったりした日には、こっ恥ずかしいことこのうえない。
iPod miniに対応する「Mac mini」があるのだから、iPod shuffleに対応する「Mac shuffle」というものがあったら、それはどのようなものになるだろうか。
まず、Mac Shuffleには画面がない。
ディスプレイが同梱されていないばかりか、ディスプレイの接続端子そのものがない。FireWire端子もない、サウンド入出力端子もない、キャップで隠されたUSB 2.0の端子が用意されているだけである。
当然のように、光学ドライブがない。
さらに、HDDが搭載されていない。
どーやって動くのかといえば、内蔵のフラッシュメモリからブートするのだ。
OSのインストールは、他のマシンにUSB 2.0で外付けディスクとしてマウントした状態で、他のマシンから行う。このインストール作業にはMacあるいはWindowsマシンを使用。アプリケーションのインストールも同様に母艦マシンから行う。
どのアプリケーションを起動するかは、「ランダム」の「シャッフル起動」か、Dockに登録した順番に早送り/巻き戻しボタンで選べる。
そのかわり、Mac shuffleは首からブラ下げられるほどの軽量マシンであり、命令を音声で行い、その応答を音声で行う。そう、Mac shuffleにはBluetoothのヘッドセットが添付されており、これを使って音声オペレーションを行うのだ。
無線LAN機能とBluetoothを標準搭載しており、ネットワーク機能は充実している。また、必要な場合には「画面のイメージ」をプリンタに無線経由でプリントアウトできるため、動作イメージをつかむことが可能となっている。
さあ、Mac shuffleはヒット商品となるか?!