3か月分のメールを失う

Entourage 2004のメールデータベースは定期的に壊れる。なぜ壊れるのかについては、まだソフトが未成熟で課題を抱えているからとか、AppleScriptで常識を超えたメールの仕分けバッチを走らせているからとか、諸説紛々である。

ただ、その場合でも起動時にoptionキーを押しておけばデータベースの再構築とバックアップを行ってくれる。これでメールを失ったことはない。

7月のアップデートでメールボックスは壊れにくくなった。それまで毎月のように壊れていたのが、それほど壊れなくなった。それでも9月の末にメールボックスに問題が出たので、バックアップを行っていた。HDDの中にはメールボックス2つ分のデータが入っており、これがHDD容量を非常に圧迫していた。Gバイトオーダーのデータとなれば、1つ消せるだけでHDDの空き容量は大きく改善される。

今回の悲劇は、バックアップしたメールボックスデータとオリジナル(使用中)のメールボックスデータを取り違えたことによって起こってしまった。

バックアップしたメールボックスデータのほうが、修正タイムスタンプが新しかったのだ。今にして思えば、消す前にチェックすべきであったと反省しているが、さらにオリジナルの方がバックアップデータよりも容量が小さかった(泣)。

PowerBookではもはやメール仕分け処理が追いつかなくなり、G5にすべて移行させた直後の出来事で、ひたすら悔やまれる。メールのデータそのものもさることながら、メールの仕分けを行った状態……つまり、仕分け情報とでもいうものだが、メーリングリストのメールは再送信要求すれば送られてくるかもしれないが、仕分け情報は失われたら帰ってこない。

何か、データベース上にでもコピーを作り、ネットワーク上で検索できるようにするとよいだろうか。まあ、何を言っても考えてもメールは帰ってこない。帰ってこないったら帰ってこない。もう笑うしかない。ぐわー(涙)。

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