今日も、いろいろなコードを書きつつ、取り組んでいるもの以外にもう1つ作らなくてはならないものがあるので、画面をInterface Builderで作ってみた。画像は、何かを特定できる情報を削除してスナップショットを撮ってみたものだ。
最初は、テーブルビューが上にあったのだが、負荷グラフのボックスを上に持って来たら見た目がずいぶん変わってスッキリした。
グラフの表示をスライダーコントロールで行うのは、手抜きというか苦肉の策だが、Valueだけ設定してやればその通りに動くので、処理としては軽い方である。
HTMLで色付きのテーブルを作ってWebviewで表示……とも思ったのだが、おもいのほか大変だ。無理とか不可能という話ではないが、1から100まですべて自分で組まなくてはならないので、手の抜きようがないというところか。誰かがすでに作ったルーチンが転がっているならともかく、そんな気の利いたものが転がっているわけがない。
最近は、だんだんGUIを作るコツのようなものが分ってきた気がする。コツというと語弊があるが、「見た目が派手なだけで実装すると死にそうな目に遭うもの」ではなく、「見た目そこそこで実際に作るのに困難を伴わないもの」が作れるようになった、ということだ。
スライダーを31本、等間隔で並べるのは大変だったし、曜日のテキストと日付のテキストを揃えるのも大変だった。細部を見ていけばいろいろと苦労はしているのだが、見た目にはあっさりしていて「えっ? これだけなの?」という印象しか受けない。
こんなに苦労しておきながら、それはないだろう……という気もするのだが、使う方にとってみればコッテリ風味のGUIよりも、アッサリ風味のGUIの方が疲れなくてよいにちがいない。
いまはまだ、Outline Viewの使い回しに慣れていないので、GUIの作成時にOutline Viewが登場することはないのだが、Outline ViewやBrowser View(Finderのカラム表示のようなI/F)を使いこなせるようになったら、さらにいろいろと作れてよいだろう。
1にも2にも良いサンプルが転がっているかどうかにつきる。