いつも手を出しかけて嫌気がさす。それが、Blogのソフトウェアだ。いつもMixiの日記に書いているような内容も、別にMixiに書く必要なんてこれっぽっちもない。Blogで一般にも公開した方がよっぽど数多くの読者に読んでもらえてよいことだろう。
Blogのソフトもいろいろ見て回ってみるのだが、どれもこれもそろいもそろって、
「ひどい味だ。馬にでも食わせる気か？」
というぐらいのひどい出来である。Webベースのものをそのままローカルに持ってこようとしても、それはしょせんWebのレベルでしかない。断じて、ないったらない。この世で最も腹の立つジャンルのソフトウェアである。このムカつき加減が頂点に達すると、自分で作り出してしまうのかもしれない。
自分は、論理的に納得の行かないUIにはまったくなじめない。Mac OS上でも、PGPのソフトなどはまったくUIに対するエンジニアリングの努力がなされておらず、使っているとイライラが募ってリアルに頭痛がする。ましてや、全身これ不条理の塊といった風体のOSを使わされると頭痛がする。
脱線した。話を元に戻す。
今日も、Blogのソフトウェアに食指を伸ばしかけた。一見、メニューから設定を行えたり、Webベースの入力や検索が行えたりしてよさそうに思えたのだが、機能を直感的に使うことができなかった。しばらく我慢して付き合ってみたが、余計な作業をさせられたりするのには我慢がならない。
記事を１本作って、ジャンルを作成して、記事にジャンルを適用しようとしただけだったのだが、その段階でムカムカ来たのだ。
「……てめえ、なめんじゃねえぞ！」
また１本、納得の行かないBlogのソフトがゴミ箱行きとなったのだった。