Piyomaru Software

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2007--The Year of "Video iPod"?

昨今の、iPod新製品をめぐる噂は数かぎりなく、それらをすべて1月のMacWorld Expoで紹介するとしたら、三日三晩かけて説明してもまだ足りないかもしれない。
噂として喧伝されているものの多くは、1つの製品のディテールがそれぞれ別のものとして話されているものである。

つまり、いくつかの噂を没にした上で、残りの噂を組み合わせて、はじめて具体的な製品像が出来上がるものなのだ。

■iPod Phone
携帯電話とiPodが一体化した製品、と言われている。もう、それが製品として出荷されることが既成事実であるかのように語られているものだ。

iPodと携帯電話の合成を行うにしても、いくつかの方式がある。

(1)完全に携帯電話に見える製品
携帯電話の中にiPodのプレーヤー機能が組み込まれた製品。モトローラの製品はまさにこれ。ただし……そんな代わり映えのしない製品を今さら出してどうするというのだろう?

(2)完全にiPodに見える製品
ぱっと見ただけではiPodと区別できない製品。携帯電話のカードをスロットに入れることで電話機能を持たせる。通話はヘッドホンに装備されたヘッドセット部をもって行う。無線(Bluetooth)でもよいが、音質や電池寿命の問題から標準添付品は有線が有力。

(3)それ以外のパターン(実は、MacBook/MacBook Proに携帯電話機能を組み込むという話)

……さらに、(2)のパターンでも、

 (2a)ダイヤル用のテンキーを持つデザイン
 (2b)テンキーを持たないデザイン

が考えられ、自分としては(2b)を支持している。昔の黒電話の要領でクリックホイールを用いて電話を行うのだ。

……で、さらに……携帯電話カードを入れない状態がいわゆる筐体全面が液晶という「フルビデオiPod」であったりする可能性もある。

実際問題、電話機としての使い勝手を考えるとかなり疑問の残る設計だが……むやみに製品ラインナップを乱立させる可能性は低いので、そういう「全部入り」みたいな展開はあるかもしれない。

しかし、iPod Phone自体が出てくるかどうか分からない。予想というよりも「希望」とか「願望の混ざった不確定情報」だったりすることだってあるだろう。

ただ、この手のヨタ話が面白いことは確かで……きっと、世界のどこかでAppleがいつ、どのような新製品を発表するかを賭けているカジノが存在するに違いない(汗)

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