性別、身長、健康状態などから必要栄養量、基礎代謝、必要たんぱく質量、必要脂質量などをハリス=ベネディクト法で算出するソフトです。
1日に必要なカロリー量などを計算。体調管理にお役立てください(→ ダウンロード)
■利用者からの声
「Harris Benedict」をダウンロードさせて頂きまして、使わせて頂いております。 昨年の9月に血糖値が高いと医者に言われ毎日カロリー計算して頑張って行っていますが、ぴよまるソフトウエアさんの「Harris Benedict」を使いまして、基本カロリーの目安にしております。アップルスクリプトを自由自在に扱うそうで、感心しております。私は、掌田さん著書アップルスクリプトの本も持っておりますが、結局は物になっておりません。ぴよまるソフトウエアさんのますますのご活躍を願っております。そして、ソフトウエアをありがとうございました。(東京都・Pさん)
Harris Benedict監修(?)管理栄養士「ぴよこ」(奥方様)よりコメント
糖尿病の場合には、一般の必要栄養量パターンよりもカロリーを低く設定し、他の栄養素でエネルギーを補うなどの対策が必要です。また、ひとくちに糖尿病といっても、年齢や症状あるいは投薬パターンによって栄養のバランスは変化するため、もし糖尿病の場合には「Harris Benedict」の計算値は参考程度のものとして見ておいてください。
■ストレス係数について
病院によっては、ストレス係数に対して独自に「要介護度」といったファクターを加えているところもあるようです。
介護度が上がると、それだけ患者の運動量は減るわけで……その結果、消費されるエネルギー量も減るのではないか? と、素人考えで思ってしまうところですが、さにあらず! 介護される側はストレスが講じて消費エネルギー量が増えるというから驚きです。
その病院では独自にソフトを開発していたりするそうで、やっぱり現場の声や経験といったものが反映されてはじめてソフトはパワーを発揮するんだなーと思う次第です。
健常者でも、業務別にストレス係数を算出してみてもよいかもしれません。たしかに、ものの本には業務形態によって係数を変更するよう指示を行っているものもあるのですが、業界の体質が古いせいか、肉体労働系の労働区分しか掲載されていなかったりします。コンピューター系のデスクワーカーがどの程度栄養を摂取すべきか、あるいは摂取すべきではないのか、といった話はさっぱり情報が見当たりません。
経験的には、デスクワーカーだとカロリーの過剰摂取を防ぐべきで、この場合は「精神的にはストレスを抱えているのに、数値としてのストレス係数の値は小さくなる」という話になるのかもしれません。ストレス係数ではなく、「活動量係数」とか言ってみるとよいのかも。あと、仕事上のストレスが大きくなると栄養の過剰摂取状態に陥りやすいので、精神的なストレス度というものも考慮されてしかるべきでしょう。