Jspeak

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MonzaiやDTalkerを利用して、テキストの日本語音声読み上げを行うAutomatorのActionです(フリーウェア)。

→ ダウンロード(ver0.23a)



動作環境

Mac OS X 10.4.6以降+Monzai 0.7.2以降(0.8での動作確認ずみ)
または 
Mac OS X 10.4.6以降+DTalker 2.0以降

Monzai(フリーソフトウェア)

DTalker(7,980円、オンライン購入)


メモリやHDDの必要量について細かい指定はありませんが、「Mac OS X 10.4.6が快適に動作する環境」を前提としています。

メモリが512Mバイト以下であるとか、HDDの残量が1Gバイトを切っているとか、CPUがPowerPC G3の500MHzだといった場合にはこの「快適に動作する環境」には当てはまりません。

※ Monzai、DTalkerについてのお問い合わせはそれぞれの作者、販売元にお願いいたします。ぴよまるソフトウェアではそれらのソフトについてのサポートは一切行っておりません。



■使い方

ホーム>ライブラリ>Automator に「JSpeak.action」をインストールしてください。また、MonzaiあるいはD-Talkerを事前にインストールしておいてください。



■なんで作っちゃったの?

理由は3つ。まず1つには、Mac OS X 10.4標準添付の使い物にならない「テキストを読み上げる」Actionにあきれたためです。英語しか読めないのに、まるで日本語を読めるようなフリをして添付されていることにほとほとあきれました。2つ目は、自分でいろいろとモノを作るうえでこうしたActionがあると便利なためです。3つ目は、目下DTalkerのインストールを前提とした高機能ソフトウェアを開発しているので、前提となるDTalkerのインストールベースを増やしておきたい、という考えがあるためです。そのため、本ソフトJSpeakはフリーで配布しています。



■なんでバージョンが0.24じゃなくて0.23aなの?

ビルド時の設定変更とか日時パラメータの変更とか再ビルドといった、プログラムのコード以外の部分のみの変更だったので「a」番を振りました。0.23.1でもいいんですが、まあこんなもんじゃないかと。



■使用制限

使用制限というよりも仕様ですが、Monzai使用時にMonzaiがサポートしていないパラメータ(高さ、速さ、エコーの有無)は指定できません。また、MonzaiとDTalkerの両方がインストールされている環境では、安定性や音声品質などの観点からDTalkerを優先して使用するようになっています。将来的にも変更するつもりはまったくないのですが、もし音声エンジンの選択を行いたい場合にはご意見ください。
本バージョンは2006年12月31日までの使用制限を設けてあります。また、本バージョンではDTalker使用時にファイル出力の指定を行っても、ファイル出力は行われません。これは、作者の手元にあるDTalkerが古いバージョン2.0のためであり、追って現行バージョンに機能を合わせたものを用意したい考えです。



■注意事項

version 0.21英語環境では使用できません。使用できないというよりも、現在英語環境のAutomatorのnibファイルを編集できません。英語環境用nibファイルにOS標準搭載のフォントを指定しているにもかかわらず、ビルド時にエラーとして指摘され、ビルドできないためです。これは、ひとえにUS AppleのAppleScript/Automator Engineering担当者のステキな仕事ぶりによるものです。もう、彼にはいいかげんにしてほしいものです。

version 0.23各種GUI部品を「small」に指定して、なんとかビルドは通るようになった……と思ったものの、相変わらず英語環境のnibで凝ったことをやるとビルドが通らなかったりと、AppleのAppleScript/Automator担当者は相変わらず開発者の妨害が好きなようです。おまけに、US Appleが運営しているAutomator Dev MLに文句を書こうものなら、メールが配信されなかったりと、彼個人の人格を疑わざるを得ないような状況が出来つつあります。おかげで、Automator Dev MLはすっかりさびれてゴーストタウン化してしまいました。

本ソフトの使用によって発生したいかなる損失・損害についても作者は責任を負わないものとします。

AppleScriptの処理系およびAutomatorの処理系にAppleが意図的に加えたバグによって実行が妨げられた場合でも、作者はその責任を負わないものとします。

本ソフト「JSpeak」の著作権はぴよまるソフトウェアが保持します。

雑誌等での付録CDによる配布は基本的にOKですが、事前にメールにて連絡し、掲載誌等を送付してください。

他のオンラインストレージ上からの再配布は一切許可しておりません。


■US Appleへの苦情

AppleScriptのバグが取れないうちに、その上にAutomatorなんか作ってみたところで、基盤にバグがあるので「田んぼの上に家を建てる」ようなもんです(沈んだりゆがんだり壊れたり)。こんなものを作る前にAppleScriptのバグの方をなんとかしていただきたい。



■開発環境

PoweBook G4/867@電車の中Mac OS X 10.4.6 with Xcode 2.2.1記述言語:AppleScript 100%


バージョン

v0.23a 2006/04/30 Universal Binary化。Monzai 0.8での動作確認。動作期限延長(2006/12/31まで)
v0.23 2006/02/07 Xcode 2.2.1に合わせて再ビルド。将来の機能追加への布石を行う。
v0.21 2005/07/1 最初のバージョン。「想定の範囲内」の動作を行う。

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